皆様お疲れ様です


ブログ内で何度か触れておりますが

亡くなった長男は

「The いじられキャラ」でした。


本人もそのキャラのおいしさを理解しており

敢えてテンプレートのように

自らオチまで導いていく

そんな男でした。


そんな長男のキャラもあって

亡くなった後も出来るだけ楽しく

「愛のあるいじり」を

みんなでしております。


そうする事が長男の一番の供養になる!

そう思っておりますが


実はそう思うようになれたのは

義父の存在があったからだと

思い出しました。


今まで長男の事で頭がいっぱいだったので

すっかり忘れておりました


今回はそんな義父の話です…




義父は見た目はめちゃめちゃ怖い

典型的強面なんですけど

怖いのは見た目だけで中身は別人です笑


笑顔は可愛いし、ほとんど怒らない

しかもドジっ子でいじられキャラ

娘達に全く頭が上がりません。








あー、なんかどこかで

聞いた事あるようなフレーズですね笑





そうなんです

なんとなく立ち位置が長男と一緒なんですね



そんな人だから

旅行に出かければ必ず1つは

ドジっ子面白エピソードが生まれたり


なんか喋れば

みんなからツッコまれて笑われて


子供と孫が大好きな

ナイスキャラのおじいちゃんでした。





そんな義父も6年ほど前に

病のため他界しました。


亡くなる1ヶ月前まで仕事もしていて

実際体調も悪かったと思うんですけど

そんな素振りも見せず

何も言わずに働いていました。


いよいよ調子が思わしくないとなり

病院に行きましたが

その時は既に遅く

そのまま1ヶ月後に亡くなりました。


私達とは同居こそしていませんでしたが

その時の衝撃は

私もそうですし

子供達にとっても凄まじく

しばらくの間辛い時が流れていました。


今まで家族に流れる負のオーラを

全部吸い込んで笑いのオーラに換えてくれる

人間空気清浄機みたいな義父が

あっという間にいなくなってしまった事で

家族間のバランスが崩れたような

そんな印象も受けていました。





そして、そこから時間が進み

日常が少しづつ戻ってきた頃から

義父の話が良く出るようになっていました。


ネタキャラなんで生前から出てはいたんですが

亡くなった事で一度封印されていた義父の存在






しかしその封印が解かれ

また家庭内の話の中に

登場するようになったんです。












もちろんいじりネタで笑







それはまるで生きているかのように





「じぃじならこうするよ、絶対!」とか


「あの時じぃじ、めっちゃ怒られてたなー」


なんて、軽くモノマネ入れながら

みんなで話したりして

家庭には笑いが戻ってきた感覚がありました。






その時にふと思ってたんです


こういうのって悪くないな

供養ってこういう事を言うのかな


悲しみを乗り越えた先の世界とは

こういうものなのだろうか


そんな事を考えて

温かい気持ちになっていたんですね。





でも、すっかり忘れていました





長男が亡くなるという衝撃の大きさに

当時そんな事を思ってたなんて所まで

記憶が届きませんでした。



でも先日、フォロワーさんとの

コメントのやり取りの中で

思い出す事が出来ました。






あー! そうだったんじゃん!って






そして思い出すのと同時に

亡くなってから今までの

長男に対しての接し方が間違ってなかったと

気づく事が出来ました。





もちろん義父と長男では

ちょっと悲しみの深さが違うんですけど

(じぃじごめんアセアセ変な意味じゃないから驚き

 みんなじぃじの事も大好きよ笑)



方向性は間違ってないのかなと



トンネルの長さがそれぞれ違うだけで

いつか抜ける事が出来るかなって

そう思えました。







ありがとうじぃじ

そしてこれからもよろしくお願い











結論





いじられキャラ最強って事でいいですかね?笑






少なくとも私はそう思えます








ありがとう長男

これからもまだまだよろしくお願い



道のりは続きます…




最後までお読みくださり

ありがとうございました。










はじめましての方へ

よろしかったら

こちらもお読みいただけますと幸いです


私の新しい人生の出発点です

どうぞよろしくお願いいたします。