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なすの学習塾 塾長のブログ 那須塩原市 学習塾

那須塩原市で学習塾の塾長をしております


日々の塾講師ライフでの出来事・気づきを徒然なるままに...


今日、将棋の藤井聡太棋聖が、木村一基王位を下し、見事タイトル二冠を達成しました。

18歳の藤井くんの二冠を何としても阻むべく、47歳の木村王位が死力を尽くしていたちょうどその頃…

40代の私も10代の精鋭と戦っていたのでした。

大高と文女の秀英で、共にトップクラスの高3生の2人と、センターの過去問使っての「英語対決」に臨んでいたのです。

はっきり言って勝負になりませんでした…💦大惨敗です。

現役トップレベルの生徒さんとの差を見せつけられたのは、語彙力。
やっぱり学習時間の絶対量が違い過ぎる!!

しかし、発音や適語補充、並び替えなどではほぼ互角。設問によっては勝っていた部分も、ありました!!

しかし、その後の長文読解問題の連続で、10代の子と40代のオッサンの差が大きく露呈…💦

とにかく、80分もテストに向かうというスタミナ面で、圧倒的に敵わない😫

中学生相手に、一緒に過去問やる機会は頻繁にあるから、50分ならなんとか保ちます。中学生の問題なんてフルに時間使わずとも終わるのでそもそも50分なんていらない。

しかし、80分集中し続けるスタミナなんぞ、とうの昔にどっかに置いてきてしまっている自分に気づきました。

そこで限界を悟るともう、モチベーションは低下の一方。
わからない単語あったら読み続ける気力も無くなるし、意味を取れないから思考も止まる、眠くなる、寝る!!  

究極の悪循環モード突入(苦笑)

英語苦手な生徒さんの気持ちになれたことだけは収穫でした。ま、転んでもただじゃ起きないことも大切(笑)

後から問題文を日本語訳して、解説することはいくらでもできます。
しかし、それとテストで点数を取るのは全く別物…。

模試をこなす事での「訓練」がいかに大切か、思い知りました。


そしてもう一つ思ったこと。
これは藤井くんの結果を知る前に本当に痛感しました。

「若さには勝てない!!」

今日の結果を踏まえて、私がリベンジを果たすべく勉強して、80分のテストにも耐えうるスタミナをつけて、また彼らに挑戦したとしても、恐らく彼らはまた私の上を行ってくると思います。
10代の学生だからこそ持ちうる熱量・パワーを最大限つぎ込んで準備し、再び完膚なきまでに私を叩きのめしてくれることでしょう。

木村王位も、なんとか一矢報いるべく、やれることを全てやって今日を迎えたはず。それを凌駕したのは、やっぱり藤井くんの「若さ」なんじゃないでしょうか。


将棋に限らず、野球だって相撲だって、現役の勝負事に携わる人達には、みんな年長の師匠やコーチがいます。

でも、師匠が現役の子たちに実戦で勝負したって勝てる訳がない。
それはもう若くないから。

でも、教えること、伝えることはたくさんある。

勉強もおんなじだあ!!
と、思いました。言い訳じゃなくて(^_^;)



そう考えると、

教える、教わる、みたいな関係が成り立つ物事には、やはりそれぞれに「適齢期」みたいなものがある、と思うんです。

もちろんら教える側の人間にだって日々学びや成長は必要だと思います。でも、時間と共に失くしていくものも増えてくる…。つまり成長の「旬」ではないんですよね。

逆に若い人達には、忘れちゃうこともあるけど、そんな失うものをほんの些細なことにしてしまう、それ以上にいろんなものを吸収して自分の力にしちゃうパワーがあるんです。

正に、成長の「旬」な時期と言えるんです。

今日藤井くんに破れた木村さんも、
藤井くんの二冠を祝福するコメントを出した羽生善治さんも、
これからも同じステージで戦っていかなければいけない以上、
「藤井くんは旬だけどオレたちは旬じゃないから」
なんてセリフは間違っても口には出せないけれど…

まあどこかでそんな思いを抱いているのだろうな、なんて思います。でもその思いを是として自分の成長を止めてしまったら、もうその世界で生き続ける術を失ってしまう。

だから…
私だって次は負けませんよ!!

次回、国語での再戦、約束しました。

次こそ一矢報いてお尻に火、つけたるぜー!!😆


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という訳で今日の高校生2人には、
「受験生としての旬」「勉強適齢期」をすごく感じさせてもらいました。


さて中学生、高校生のみなさん

あなたは今、なんの「旬」、なんの「適齢期」を迎えていると言えるでしょうか?

勉強じゃなくても、スポーツでも趣味でも、なんでもいいから、今その若さだからこそやれることに打ち込んで欲しいなって思います。

私ねえ、それが中学生男子のゲームでも別にいいと思うんですよ。

本当に、やらなきゃいけないことから逃げてないって自信持って言えるなら、他人からどう思われようが何を言われようがやればいいって。

「勉強しないでゲームばっかりやってて、君は本当に凄いね!!本当に偉いと思う。これからも勉強はしなくていいから、ゲームをとことん極めるといいよ!!」

こう応援された時、

更にやる気を起こせるなら…

多分それが本当に君のやるべきことなんだと思う。

嫌味でも何でもなく、受験の後、言ってあげる。

「あの時勉強もしないでゲームに打ち込んでいた君は凄かったね!!」と、笑顔で。



君は泣いているかもしれないけど。







夏期講習も予定通りスケジュールをこなせたので、夏休み最後の日の今日は1日を実力テストの勉強に充てることにしました。

事前に私と目標を立てていた生徒さんがいて、その子は今日1日で歴史のテスト範囲2年分(!!)の語句の整理を完璧にやり終えました。もちろん、これまでに定着していた部分もかなりあったので、ゼロから全て頭に叩き込んだわけではありませんが、不安なところは何度も繰り返して語句を頭に入れ、自信のあるところはさらっと見直し、古代から近代まで、塾のテキスト丸々一冊ぶんの語句を全部私と一緒に確認しました。

そのほかに、今毎日取り組んでいる1次関数の文章題もこなし、得点源となり得るレベルまで上がってきたこともしっかり確認。ちょっと息抜きも挟みましたが、約6時間、ものすごく集中して頑張ってくれたと思います。

もちろん、やったこと全てが即座に得点に繋がるとは言いません。

でも、もうこの生徒さんは次のテストでの得点の上乗せ以上に、成果を得ているんです。

このくらいの時間があればこのくらいのことができる。これの感覚を身につけることは今後の受験勉強のスケジュールを立てていく上でとても大切です。

普段ダラダラやっていると、自分の立てた計画が無茶なものなのか、或いは甘いものなのかの判断もつきません。

入試まで自分の全力を知らないまま惰性で勉強していたら、

合格しようがしまいが、本当にそれで良かったのかの評価すら本来出来ないのです。

その子の他にも、自分に必要な単元のプリントを要求してくれたり、わからないとこを都度質問してくれた生徒さんがひとり。

あとは、うーん…
頑張っていないとは言わないけれど、
まだやれるんじゃないか??


塾での1日って、こんなに差がつくんだなーと改めて感じた1日になりました。

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中学生が全員帰って、
最後まで残っていたのは高校生の女の子と、大学生の男性スタッフと私。

高校生さんは塾のお手伝いもお願いしていますが、今日は自分のお勉強です。
同じ環境で先生だったり生徒さんだったりする感覚ってどんな感じなんでしょうね?(^_^;)

大学生のスタッフさんは、物の見方がとても面白い好青年です。

私に質問してくる内容も、視点がちょっと…言い方ともかく「そこら辺にいる」19歳とは違うんですよねえ。

今日も、「普段の生活で抽象的に物事を見ることってありますか?」とか、「文系の大学で学んだことのメリットはどんな点ですか?」とか…

普段忙しく指導にあたっているから、こんな会話するのは余裕がある時だけですけど、彼とこういう話するの楽しいですねー。私の話に真剣に耳を傾けてくれますし…。なんだかみんな先生兼生徒さんみたいだ笑笑

そんな2人のやり取りを、勉強しながらも興味深く聞いている高校生さんもまた頼もしく、微笑ましい。

こんな理屈っぽいオッサンと大学生の会話、興味持って耳を傾けてくれる女子高生は少ないでしょうからねえ(^_^;)

またそれについて自分なりに何かを考え、学ぶことのできる子も…


本当にすごい子って、教科書に載ってること以上に普段の生活の中で学べる力をもっているんです。だから普通に生きてるだけで学びが蓄積されていく感じ。

この生徒さんは小学生の時からのうちの塾生さんですが、私の教え子の中でもいちばんと言える子のひとりですねえ。ものすごい人間力を持った生徒さんに育ってくれたと思います。


その後3人で話した、塾生さんたちの個々の評価も面白かったです。

大学生さんのなかなか鋭い視点や、女子高生らしい優しい目線からの後輩を思う気持ち。

また、やっぱりみんな抱えている、「みんなもっとやれるのに」という思い。

こういうの共有できる時間もまた、
私も含め全員の「勉強」になっているんですよね。


やる気溢れる中学生の、充実した時間。

もっとやれるのに、自分の可能性に気づけない子達の、なんともやるせない歯痒い時間。

将来を担う精鋭と、ちょっとだけ信頼寄せられてもいるオッサンの、他愛ないけどみんな何かを学んでる語らいの時間。

ひとつの空間に、それぞれのいろんな時間が流れている。


ここでどんな時間を過ごすかは、
君たちひとりひとりに決める権利があるところが、何より素晴らしいところではないか。

そんな風に思うんです。

明日の教室には、
どんな時間が流れるのでしょう。



明日がどんな1日になるかわからないことを、

楽しみだと思えるのって、幸せなことなのかもしれませんね。


だからって胃に穴が開く明日はもう懲り懲りですけどね笑






中3生の夏期講習が終わる時間に、
以前塾に通ってくれていた高校3年生の生徒さんが塾にやって来ました。

AO入試の自己推薦書や志願理由書のヒントが欲しいので、手伝ってと昨日LINEをもらっていたのでした。
ピンチの時に思い出してくれるって、すごく嬉しい。

高校入学後は部活動も忙しく、塾通いは難しかったのですが、ちょこちょこ連絡は取り合っていました。でも顔見るのは2年ぶりくらい??
ちゃんと指導できるかなぁ💦

そんな心配は杞憂に終わり、初日としてはなかなか実のあるアドバイスができたのではないかと思います😁やるからには完璧なものにしたいですからね!!最後までフォローさせていただきます。

今年の高3生…つまり3年前の今頃、高校入試を半年後に控えて夏期講習真っ盛りだった生徒さんたち。

この世代の塾生さんはとても印象に残っています。そして今でも繋がりのある子たちもたくさんいます。

今でも塾に通ってくれている子もいれば、今日来てくれた子のように、困った時声を掛けてくれる子もいます。塾にはしばらく顔を見せていないけれど、勉強や高校生活に行き詰まった時や、ちょっとした相談事があるとLINEを送ってくれる子もいます。先日ひと足先にAO入試で進学先が決まり、塾通いに一区切りついてからも、栃木県でコロナ感染者が出るとその都度LINEで情報を提供してくれる便利な(ごめんよ笑笑)奴もいます(^_^;)
いやまじ助かってますから!!


高校での活躍の仕方も様々です。

国公立や難関私立大学目指して頑張ってる子、つい先日まで開催されていた高校野球の独自大会で活躍した子…作新や文星のメンバーにも元塾生いるのはちょっと自慢😆。県立高校のチームのキャプテンとして活躍してスポーツ新聞に載ってた子もいました!!
先にお話した、我が塾のコロナ担当くんは、ひと足先にAO入試で中学生の時から変わらなかった志望校に見事合格してくれました。

これから先も、みんなの活躍、
楽しみにさせていただきます!!

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今日、久しぶりに来てくれた高3生と一緒に机を並べていて、3年前は毎日こんな感じで勉強してたっけなぁ、とすごく懐かしい記憶が甦ってきました。

この生徒さんは中3の夏休み、毎日誰よりも長く教室にいる生徒さんでした。
だいたい、朝9時から夜10時までいるのが当たり前でしたからね。

「家にいる時間より長かったよね」

と、2人笑ってあの頃を振り返っていました。

今思えば、(またまたごめんね)ものすごく勉強に関してセンスを感じる子ではなかったけれど、とにかく愚直に、諦めず、放り出さず最後までやり遂げることで結果を出し、志望校に合格してくれました。

思うように理解できない問題があると、悔しくて泣いちゃうことも数回…

その度にお母さんに電話してフォローお願いしてたっけ(^_^;)次の日ケロッとした顔で塾に来るんですけどね😅

あの根性は、うちの塾の歴史の中でも1、2を争うものだったと思います。


この生徒さんはほんとに凄かったけど、
毎年夏休みになると、うちの塾は朝から晩まで勉強してる中3生が何人もいました。

生徒さんの数、今年は過去最高くらいいますけど、

未だそんな生徒さんはゼロ…

みんな、自分なりには頑張っているとは思うんですが、例年と比べるとねえ、
なんかこう、ガツンと来るものがないのは事実です。
よその塾さんに通ってる子からしたら、今年の塾生さんも充分過ぎるほどいっぱい来てくれてるのはわかってるんです。
でも、寝ても醒めても…みたいな勉強中毒みたいな子がいない。これが普通と言えばそうなんでしょうけど、何せ毎年そういう子がいたから、どうしても物足りなさを感じちゃうんです。

でも、こちらから強制することは絶対しません。
今までもそうだったけど、来る子は自ら進んで来てただけですからね。
それに無理に呼んでも適当に勉強されるの見るとストレス溜まって胃に悪いから絶対強制なんてしません。もう入院はごめんです笑笑


講習の内容・雰囲気は悪くないし、例年と比較しても成果面で劣るような感覚は決してありません。もちろん講習後の達成感や程よい疲労感も例年通り感じてはいます。

だけど、朝から晩まで教室に(いい意味で)居座って、この夏私をもっとヘトヘトにしてくれるような生徒さんは現れないのかなー。


ちょっと不器用で、
相変わらず半径1キロくらいまで響き渡りそうな甲高い声ではしゃぎながら…

3年前と変わらず楽しく、でも一生懸命頑張ってくれてる彼女との時間。

これこそ今、
私が中3生の生徒さんたちと過ごしたい時間なんだよなぁ。




ひとつ前のブログで、指導方法から見た最適な塾の探し方をお話ししたので、
今度は具体的に良い塾を見つけるための手段についてお話しさせていただきます。


① 複数の塾の体験を受けてみる

だいたいどこの時間でも体験の授業は実施しているので、これはフルに活用するべきです。

もちろん、体験では良かったのに実際通ってみたらイマイチ、というケースだってあります。しかし、第一印象って結構重要なのも事実。

最低でも2回は同じ塾の体験を受けるといいでしょう。講師が複数いる場合、別の講師の体験を受講できたら尚ベターですね。講師が違っても、どちらも好印象を持ったならかなりお勧めできます。
塾としてのスタッフ教育や、全体としての雰囲気作りが上手く機能していると判断できるからです。

体験を受ける際には、講師が何人くらいいるか、アルバイトの学生さんがどういう人たちなのかを聞くのもいいでしょう。

塾でバイトしようと思うくらいだから、勉強はできて当たり前。
出来れば地元の中学校・高校出身者の比率が高い方がお勧めです。勉強以外にも、出身高校の魅力を聞けたりすることは受験に対するモチベーション向上にも繋がります。実は直接教わる勉強の内容よりも、そういう会話を通じて「やる気スイッチ」が入ったりする生徒さんは多いのです。

② 塾の方針を聞く

まず、塾での指導を通して、どんな生徒さんを育てたいのかを塾長に聞くことも重要です。

とにかく成績を上げます!!というマニフェストに賛同できるならそれもいいし、日々の学習習慣をしっかり身につけさせます、でもいい。楽しく学ぶことの大切さを知ってもらいたい。
なんでもいいから、その塾のビジョンに賛同できて、お子さんに合っていると思えるかが重要。
ここがぼやけている塾はやめた方がいいかもしれません💦

あと、指導方針で重要なのは、どういうスケジュールで指導を進めていくのかということ。
学校授業のちょっと先を行くのか、学校の授業の進捗にこだわらず、塾独自の指導日程に沿って指導を展開するのか。復習メインなのか。
これも塾選びの重要なファクターのひとつです。

特に個別指導で、学生のアルバイト講師が主力の塾に多いのが、学校の授業の進捗に関係なく、テキストをどんどん進めて行ってしまうパターン。

塾でやった内容を忘れたころに学校の授業をやる、なんて話も良く聞きます。
もちろんガンガン先に進んで、復習もしっかりできる子には合っていますが、学校の授業にスムーズに入ることを目的にする場合、この進め方はあまり効果的とは言えません。
これもお子さんに合っているかどうかの検討が必要なので、絶対に聞くべきです。上級生で通っていた知り合いがいたら聞いてみるといいですね。

宿題の量も重要です。

そもそも宿題なんて学校からでもかなり出されているわけで、きちんと家で正しく宿題をこなせていれば、結果などついてきていたはずなんです。

家庭学習で思うような成果が出ないから塾に通わせるのに、塾で教え切れない分を宿題でフォローしようとしても成果を求めるのは難しい。まずは塾に行って勉強する時間をしっかり使うことで成果を出そうとしている塾の方が、勉強が苦手な生徒さんには向いていると思います。

もちろん、お尻を叩かれないとやらない生徒さんには宿題も効果的ではあるのですが、そんな勉強が通用するのは中学生のうちだけなので、家での勉強はアドバイス程度に抑えている塾の方が、むしろ生徒さん思いなのではないかと思います。ただこれも、お子さんに合っているかで判断されるのがベストですね。


③ 5教科指導可能な塾が望ましい

実はこれ、ものすごく大きな要素だと私は思うんです。

ある程度、自分で勉強の仕方が確立できている高校生や、4教科は平均を越えているのに1教科だけどうしても思うような成績をあげられないでいる中学生の子は、苦手な教科に絞って塾での指導を受けるのは効果的だと思います。

でも、半分以上の教科で平均を下回っている生徒さんについては、その指導時間の比率はともかく「絶対に」5教科を指導してくれる塾を選択すべきです。

複数の教科で平均点を下回っているような生徒さんて、勉強のやり方そのものが確立できていないんですね。
その場合、例えば社会の語句の暗記を一生懸命やって結果を出すことで、英単語や漢字など、他の教科の暗記で点数稼げる部分に勉強の仕方を応用できるようになるなど、いちばん成果の出やすい教科を頑張ってもらうことで他教科の学習に繋げることができるんです。
英語と数学がメインな塾は多いですが、その2教科だけなのか?その2教科の進み具合によってはイレギュラーで理社や国語の指導もしてもらえるのか?

勉強が苦手な生徒さんへのアプローチの仕方として、成果を出しやすい教科を優先して勉強させて、自信を持たせて他教科の成績向上に繋げるなんて手法は、塾をやっていれば誰でも思いつくこと。

そこを杓子定規に、
「うちは契約した教科しか指導できません。それ以外の教科の指導には追加料金が発生します」なんていう塾は、そもそも塾生さんの成績を上げる手段のひとつを放棄して、利益確保に走っているだけなのでやめた方がいいです。

繰り返しますが、英数以外は平均点取れてるなら別にそれでもいいですからね。
でもなー、やっぱり…仮に理社・国語に困っていないとしても、その得意な教科の勉強の仕方を見ることで苦手な教科の向上のヒントは絶対にみつかると思うので、全教科見てくれる塾の方がお勧めですかねー。


と、こんな感じでいくつかチェックしたい項目を並べましたが、感覚的な部分プラスこのくらいのことを意識して塾選びをするだけで、お子さんに合った塾を見つけられる確率は上がるのではないかと思います。


あとは料金の問題ですが…

こればっかりは各ご家庭の価値観もあるし、何とも言えません。

でもある程度、料金に対する塾の考え方に関しては、保護者の皆様にも明瞭にする義務があるのではないかと私は思います。

うちの塾を例に取ると、通常の指導料金に関しては個人経営の時間としては決して高くはないけれど安くもないと思います。とにかくスタッフの質と量を充実させること、本来の指導時間以上のサービスがどこまで提供できるかを常に追求しているので、極端に低い金額は設定できませんが、塾をフル活用してくださっている生徒さんにとってはとてもお得な料金になっているという自信は持っています。

講習料金については、集団形式の指導時間が増えることと、なるべく皆さんに受けていただきたいと思い、利益よりご家庭の負担軽減を重視していることにより、間違いなくどこよりもお得です。
そして赤字か良くてトントンです(笑)

自分がそれでなんとかやれているので、講習費をガッツリ高く設定している塾は、足元見てるよなーとは思うけれど、さっきもお話したように、これはもう個々の価値観の問題ですからね。

安かろう悪かろうよりは多少高くてもきちんと結果を出してあげられる指導の方が絶対いいと思いますし、ほんとなんとも言えません。

なので、料金に対するアドバイスもしたいけれど、ここではあくまで塾の指導の仕方に限定したお話に留めておくことにします。


少しでもご参考にしていただけたら幸いです。



塾の指導の方法は様々です。

大雑把にわけると下記のパターンくらいでしょうか。

①講師ひとりにつき生徒さんもひとりの完全マンツーマン形式

②講師ひとりが2~5人くらいの生徒さんを指導する、いわゆる個別指導

③講師ひとりで大人数を相手にする集団授業型

④大人数の生徒さんが自習形式で勉強していて、何が質問があれば講師を呼んで聞く、最近流行りの自立学習型…

さて、どれがいちばん効果的な指導の仕方と言えるのでしょうか。
各パターンのメリットとデメリットを挙げた上で、それぞれの指導方法がどんな生徒さんに合っているのかを考えたいと思います。

①マンツーマン型

この形式は、更に家庭教師と塾の2つにわけて考えます。

まず家庭教師について。
メリットとして挙げられるのは、

・決まった時間に先生が来るので、お子さんが塾に行きたくないなどと言って急に休んだりできない。

・当たり前だけど先生を独り占めできる

・指導内容に融通が効くので、お子さんがやりたい勉強ができる

デメリットとしては、

・家でやることで緊張感を保てないお子さんもいる

・答えがでるまで説明してもらえる分、指導が誘導型になりやすく、「わかったつもり」で終わってしまう危険性がある。

・指導内容に融通が効くのは良いが、あまり生徒主導になると指導内容に偏りが生じて、単元の「抜け」が多くなる。

・アルバイトの家庭教師の場合、相性が良い先生が辞めた場合、指導方法がガラッと変わる場合がある。また引き継ぎもどこまでされているか疑問で、生徒さんの学力の把握が「線」ではなく「点」での評価になる可能性がある。

・他の同級生や他校性との比較ができない

・塾と違い自習時間についていてあげることはできないので、そもそも学習時間増には直接的には繋がらない。

次に塾でのマンツーマンの場合。

メリットは、

・家庭教師と違って学習環境が変わることが緊張感を保つ意味でプラスになることもある。

・塾であれば家庭教師と違い、他校性たちとの比較は可能。

その他メリットは家庭教師とほぼ同じ

デメリットは、

ほぼ家庭教師と同じで、やはり「解答誘導型」の指導になる可能性は高い。

嫌いな教科を避けがちになる危険性も同様。

あと、意外と1対1って緊張し過ぎてストレスになる場合もある。ずっと見られていることをプラスに感じられないと難しい。

マンツーマン型は、生徒さんが明確な目的意識を持ち、教わる教科についても計画性を持っていることが重要。

限られた時間でどこまでコミュニケーションを取って、効果的な学習ができるかという点において、講師だけでなく生徒さんの意欲も大きく成果に影響します。

実はこのマンツーマン形式は、明らかに学力的には高い生徒さん向きなのです。

勉強が苦手な生徒さんが、わからないところを聞いてその部分だけ理解できても、復習する習慣が身についていなければその場の「出来た感」を味わうのみで終わってしまうので、学力向上にはなかなか繋がりません。

個人的な感覚で大変申し訳ありまさんが、平均点以下しか取れない生徒さんがマンツーマン形式で成功する確率は10パーセント程度だと思います。


②個別指導型

メリットは、

・マンツーマンには敵わないが、集団授業型よりはるかにひとりひとりの生徒さんにかける時間は確保できる。

・人数が少ないため、状況に応じて、集まった生徒さん全員に同じ指導をする「集団授業型」スタイルも取れるし、各々に違う内容を指導する「完全個別型」も取れるので、指導方法に融通が効きやすい。

・比較対象となる生徒さんが周りにいるので競争意識も働き易い。

・(いい意味で)生徒さん同士で相談できる

・マンツーマンよりリラックスできる

デメリットは、

・少人数とはいえ集団にはなるので、組み合わせによっては集中できない場合がある。

・(悪い意味で)講師に質問せず、友達に聞いたりしてしまう。これは最悪。

・質問できる子と質問が苦手な子で、成果に差がついてしまう。

・当然マンツーマンよりは講師がひとりにかけられる時間は少ない。

・同じ内容を指導した場合、できる子とできない子で問題を終わらせる時間に差がつく。そのためできる子に合わせると、できない子にとって時間が足りなくなるし、できない子に合わせるとできる子が手持ち無沙汰になってしまう。


この指導方に適した生徒さんは、

まず一緒に勉強する生徒さんたちに迷惑をかけないで勉強できるというのは最低条件。

集団授業ではなかなか時間を割いてもらえない、質問に対する解説の時間は多く取れるので、しっかり質問ができる生徒さんには向いています。

講師が他の生徒さんを指導している、ちょっとした空き時間を有効に使う工夫(例えばその日解いた問題を復習し直すなど)が上手にできると尚いいですね。

個人的にはこのスタイルがいちばん、汎用性の高い指導方法なのではないかと思います。自分のところのメインの形だから言うわけではなく。

但し、講師のスキルや塾の雰囲気はとても重要です。
誰と誰を同じグループにわけて指導するのが最適か、常に考えなければいけません。また、教室全体の雰囲気をどう作り上げるかも講師のセンスに左右されます。緩急のバランスをどの辺りに設定するのが生徒さんにとってベストなのか?
うちは、その時々のメンバーや内容で雰囲気を変えることで対応しています。

ガッツリやって、どっと疲れたけど、満足度・充実感を味わえた!!って時もあれば、7割集中、3割雑談くらいでメリハリをつけることで、トータルで飽きさせないことを目標にやる場合もあったりと、勉強には様々なアプローチの仕方があり、それぞれにおいて楽しさや達成感を味わえるのだと知ってもらえるような工夫をしているつもりです。

③集団授業型

メリットは正直あまり思いつかないんですよね…なぜなら学校と同じ指導スタイルだから。

結局学校の授業をきちんと受けられる子は塾でも受けられるし、普段の学校の授業でそれができない子は塾でだけできるわけもない。

教室の雰囲気を講師がマネジメントすることで、学校で騒がしい子を静かに受けさせることはできるけど、イコールちゃんと勉強してる、にはならない。

このスタイルで成果を上げられるのは、学校でしっかり勉強できて、更にレベルの高い集団の中で揉まれて上を目指したいタイプのみ。

学校の授業をきちんと受けられる習慣が身についていない生徒さんを、集団授業形式の塾に通わせる意味が私には理解でません💦

最後に④の自立学習型

これはかなり敵を作ることになりますが、

このスタイルって、最近流行っていますし、なんか「自立学習」って響きもかっこいいですけど…

要は手抜きです。
そりゃそうでしょう。自習メインで呼ばれた時だけ解説するとか、そんなの講師が楽してるだけ。生徒さんだって、やってるふりだけして質問しないで時間が過ぎるのを待ってればいくらでもその場凌ぎが可能。
もちろん、目的意識をしっかり持って、質問ガンガンできるような子には成果は現れます。でも、これまた勉強が苦手で質問も上手にてまきない生徒さんにはあまり効果はないでしょう。

うちの塾は、通常の指導時間が終わって自習で残ってくれている生徒さんのフォローとしてこのスタイルをとっていますが、それに追加料金なんて発生しません。このやり方をメインにして、「自立学習」なんて呼び名だけカッコよく謳ってる塾に行かせるのはお金と時間の無駄遣いです。


結論。

やはり、元々平均レベル以上の学力を身につけている生徒さんは、指導形式に依らず成果は期待できる。学校の授業と家庭学習にプラスアルファを求めて塾に行くわけですから、ある程度複数の塾を体験して、本人が気に入ったシステムの塾で勉強させてあげればおっけーと言えます。

対して、平均より下のいわゆる勉強が苦手なお子さんについては、学校の授業と同じ集団授業形式は無駄。

マンツーマンはすこしだけ可能性はあるが大きな期待は禁物。

程よい緊張感を持てて、程よくリラックスできる2~5人くらいの個別型がまあいちばんいいのかなと。

「自立学習」偏重型は、指導の仕方としては教え手側の効率重視なので基本あまり信用しない方がいいでしょう。

しかし、モチベーションの向上や学習計画の立案など、教える内容そのものより「勉強の仕方」の指導などに力を入れているところ…学習時間というよりは学習カウンセラーみたいな感じですが、それはそれで勉強嫌いな子には効果がある可能性はあるので、面白いかもしれません。


ここまで読んでいただいて、

「やっぱりできる子はどこ通っても伸びるし、できない子はどこ行ってもダメってことじゃん!!」

と思われた方も多いかと思います。

それは仕方ないことです。

中学校入学と同時に塾に通い始めたとしても9年のうち6年、3年生になって受験を見据えて塾に通い出すなら9年中8年、既に義務教育9年のうち、それだけの期間が過ぎてしまっているわけで、良くも悪くもそれまでに染み付いた学習習慣や学習への意識・意欲を変えるのは容易ではありません。

だからこそ、塾は選ぶ段階で吟味できるだけ吟味して、お子さんにとって最適と思えたところに通わせることがとても重要と言えるのです。

うちの塾は後回しで結構ですので、
いろいろな塾を回ってみるといいと思いますよ!!😁