アメブロでは、日々の閲覧者数の他に、
よく閲覧された記事、もデータとして見ることができるのですが、
私のブログで圧倒的に閲覧数の多い記事のひとつに「特色選抜関連」があります。
まあ、いいこと書いてるので参考にはなると思います(^_^;)
で…古い記事のタイトルの山から探し出して読んでくださる方々が大勢いらっしゃいますので、内容は重複しますが特色選抜について新しくブログを更新させていただこうと思います。
11月の三者面談でだいたい方向性は決まってしまっている生徒さんが多いですし、「今更言われても…」という内容もありますがそこはご容赦ください。
まず評定について。
三者面談の前に、生徒さん・保護者様にお伝えしたことのひとつに、学校の先生から「評定が足りないからその高校は厳しい」と言われてもくじけず第一志望の高校を受験してください、というのがあります。
まず、とにかく信じてはいけないのがこの評定という数字。
もちろん一定の基準となる指針こそありますが、中学校によっても教科担当の教諭によってもバラツキが生じることは避けられません。
この数字をもって生徒さん個々の能力を比較すること自体が不公平極まりない。
例えばこんな例で考えてみましょう。
実力テストの平均が300点のA中学校で、評定の平均が3.2 の生徒さんと、
実力テストの平均が250点のB中学校で評定の平均が3.5 の生徒さん…
この2人の学力、どっちが高いか判断できます?さっぱりわかんないですよね?
こんな数字じゃ何も判断できないから、一般入試でみんなにおんなじ問題解いてもらって優劣つける必要があるわけで…
高校の先生たちの特色選抜の合否決定の場で、
「あー、A中学校の子の方が評定低いわ、B中学校の子取ろう」なんて評定を基にした会話がされているわけ、ないんです。
高校の先生がたは、もっと生徒さん個々の本質的な部分をしっかり評価してくださっています。
こっちの子の方が挨拶がしっかりできていたとか、自分の考えをはっきり述べていた、字がきれい、表現力がある…などなど。
3年間預かることになる生徒さんたちを0.何ポイント差の評定で比較するなどナンセンス極まりない。その程度の差は人間性でいくらでも逆転できます。逆転、という表現もおかしいかな、元々評定なんて参考程度にしか見ないんだから。
中学校の教師が評定評定言うのは、それを拠り所にしないと中学校の教育が成り立たないから仕方ないんです。「ちゃんとしないと評定に響くぞ‼」ってね。ちゃんとするってどうすることだよ?(^_^;)これ以上評定のお話続けるとどんどん口が悪くなるので終了(笑)
次に志願理由書について
もうね、これが9割方合否を左右すると言っても過言ではないでしょう。
高校の先生がたと特色選抜を受験する生徒さん。基本、初対面ですよね。
初対面の人同士が会話する代表と言えば、
お見合いでしょう(^_^;)
なんもお互いについての情報がなければ、
「ご趣味は…?」とか「お好きな食べ物は?」
みたいな、なんとなーくその人の人となりがわかりそうな他愛のない質問から入っていくしかないですよね。
でも事前情報が少しでもあれば…
例えば趣味は映画鑑賞とかだけでもわかっていたら、
「お好きな映画は?」とか
「お好きな俳優さんは?」みたいに、
最初の質問から突っ込んだものになるわけです。
また、事前情報としてお見合い相手に伝えておくということは、当然自分を知ってもらう上でその場で聞いて欲しい、話したい内容であるのは当たり前ですよね。答えも事前に用意しておけるから、質問されて慌てる可能性も低くなる。
特色選抜においても、
そういう風に、より自分のペースで面接を進めていただくために、志願理由書に書く内容はとても重要になるということ。
わかりますよねー⁉
うちの塾ではもう、嫌と言うほど志願理由書の書き直しをします。
生徒さんと私で、最大限その生徒さんの良さを高校の先生に知っていただくための、また面接においてもそれを引き出していただくための、より良い志願理由書を徹底的に作り込む…
この労力を惜しまない生徒さんの熱意は必ず高校の先生に伝わります。
次、中学校の対応について
これがとんでもなく差を生む要因のひとつとなります。
例えば、ある中学校では面接練習を10回以上やるのに、別の中学校では2、3回しかやらない。
作文練習も同様。
うちの塾では、これまた嫌と言うほど面接練習と作文の添削を行うので、どこの中学校の生徒さんであっても差はつきませんが、
普通、塾でそんなに特色対策なんてしませんからね。この中学校間の差は本当に大きいです。
自分の学校の実情がどうなのかは把握しておいた方がいいでしょう。しっかりやったつもりでも、よその中学校と比べたら全然足りなかったなんてことになりませんように。
次に…
人の意見を聞く時は聞く‼
聞かない時は聞かない‼ ということ
学校での面接練習や作文の添削などは、力を入れている中学校ほど多くの先生が指導に携わってくださいます。
つまり、意見を言ってくれる人も多くなる。
船頭多くしてなんとやら。
みんなの意見をほいほいと聞いていたら、最終的は誰の言葉を信じていいのか、わからなくなります。そうならないために、情報を整理し、良いものだけを取入れる能力が問われるということ。情報リテラシーってやつですかね。
塾では、学校での面接練習の際に言われたことを事細かに聞いて、この先生のその意見は参考にしよう。こっちの意見は申し訳ないけど採用やめよう、などという会話をよくします。
これは決して、協力してくださっている先生を一部を否定しようという意味ではありません。
感謝はしなければいけない。けれど生徒さんが混乱しては意味がないわけで、それを回避するための作業をしているに過ぎませんのでご理解のほど。
作文の添削もそう。
とても良いアドバイスをくださる先生もいますが、ちんぷんかんぷんなこと書いて返す先生 も、残念だけどいます。
最後に、一般入試対策との両立について
特色選抜を受験する生徒さんにおいて心配されるのが、特色選抜の準備に熱が入りすぎるあまり、一般入試の勉強が疎かになってしまうということです。けれどそんな心配は不要です。
特色選抜対策ばかりに力を入れて、勉強を疎かにするような生徒さんは特色選抜でも合格内定はいただけません。
勉強を二の次にして、特色選抜に100%力を注ぐことは、一見「一意専心」、いいことのようにも見えますが、この考え方こそ中途半端以外の何ものでもない。あくまで一般入試のみ受験する生徒さんの倍頑張る覚悟が必要。
うちの塾生さんには全員、必ず特色選抜受験の有無を確認する際にこのことは伝えます。そしてそれができるという生徒さんにだけ、特色選抜のフォローも全力でさせていただいております。
もっと細かいことまで書きたいのですが、
ひとまずこの辺りで〆めさせていただきます。
その他、特色選抜についてお悩みの保護者の方におかれましては、塾生さんでなくとも結構ですのでお気軽にご質問ください。
特色選抜に対する不安が少しでも解消できるようなお話をさせていただきたいと思っています。