中3生 今日から始める受験勉強 ②国語編 | なすの学習塾 塾長のブログ 那須塩原市 学習塾

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なすの学習塾 西山です。

 

 

今日から始める受験勉強、第2弾は国語でいきたいと思います。

 

 

いきなり芦田愛菜さんの話から入りますが、この春どこだか忘れましたが(慶應かな?)超難関の私立中に見事合格されましたよね。

もちろん猛勉強したことは間違いないと思います。

 

ただ、その猛勉強が実を結ぶにはきちんとした土台あってこそ。

愛菜さんの場合、その源は「読書量」にあったと言っても過言ではありません。

 

なんと小学校の低学年時から、「年間300冊」(ぴったんこカンカンより)!漱石やアガサ・クリスティなどの古典から東野圭吾などの現代の人気小説まで、その範囲も幅広かったそうです。

 

小・中学生時代あんまり勉強に没頭した記憶がないいんですけど、私も本だけは相当読んだ覚えがあります。

 

叔母が赤川次郎や西村京太郎とか、そのころ流行っていた小説の文庫本を大量に読んでいたので、そのおさがりを読み漁っていたんですが、だんだん読むものが少なくなってくると、やっぱり漱石とかに手を出したくなってきて、小学校時代に「坊ちゃん」や「吾輩は猫である」なんかは読んでましたね。愛菜さんには負けますが、年間200冊は優に超えていたと思います。

 

どんな効果があったかっていうと・・・

まず高校まで、国語については勉強と言う勉強をせずとも常に90点以上を狙ってテストを受けられるレベルにあったのは間違いありません。

 

ですので、「国語ができるようになりたかったら本を読め」というのは自分の経験上ものすごく的を射ているアドバイスだと思います。

 

 

しかし・・・

 

中3の今になって、今までほとんど読書なんてしていなかった子に、

「本を読め」なんて言っても無理なのはだいたい想像できますよね。

 

ましてや愛菜さんみたいに小学校低学年時から読書を重ねてきた人たちに、これから追いつくだけの読書量ってどんだけー!?って話です。

 

それでもやっぱり、今からでも本は読んで欲しいんですけど、ここは敢えて「今からやる勉強法」からは除外します。

 

ただ、仮に高校に無事合格できたあかつきには、そこからでもいいのでもっと本を読んで欲しいなあ・・・

できれば電子書籍じゃなく紙の媒体で、ね。

 

 

前置き長くなりました・・・では本題

 

①まず漢字!

 

栃木県の公立高校の入試においては、

中学校で習う漢字の数は1130字。それと、小学校で習う漢字1006字を合わせた2136字の中から、読み5問(各2点)、書き5問(各2点)の計10問(20点ぶん)が出題されます。

 

「2136個覚えて、試験に出るのはたったの10文字ちょっとかよ、効率わるー」

と言う人はもう国語の勉強なんてやめてドラえもんでも書く練習をした方がいいでしょう。今後の人生において、漢字がいっぱい書けてすごいねって言われる可能性を放棄するなら、まだドラえもん書くの上手いねって尊敬される可能性を追求した方が人生が豊かになる確率はアップします。

 

数学の1次関数の例題を1000問解いても、完璧に同じ問題が入試の際に出る確率はほぼ皆無。社会でいくら語句を暗記しても、記述問題で完全に応用できるとは限らない。

 

でも漢字は絶対に教わったもんがそのまんま出るんです!

こんなもんで10点も落とすの、ほんともったいないって思いませんか?

 

入試で400点(80%)取りたいなら漢字で18点(90%)以上、300点取りたいなら14点(70%)以上、というように、自分の目標とする得点率よりも絶対に高い得点率を漢字では目指すべき。国語が苦手=読解力不足、はとりあえず置いといてでも、漢字はやればやるだけ頭に入るので別物としてしっかり取り組むべきです。

 

具体的には、学校でたびたび行われる漢字の小テストなどは常に満点を目指す。塾や学校の自習時間で、数分余ったら漢字の問題をやってみるなど。ただし自学での漢字練習はやり方に要注意です。この点については過去に何度か漢字練習についてのブログを書いているのでご参照ください。要は「練習してナンボ」じゃなく「覚えてナンボ」という意識が大切。

 

 

②作文

 

この時期になると、単純に本を読むことより即効性があるのが作文の練習です。

栃木の高校入試では、国語の設問の最後は必ず作文になります。配点も20点と漢字同様デカい!

テーマはなんでもいいので決めて、10分程度で200文字を埋める練習をこなす。これを入試前に最低30回くらいはやっておきたいところ。

単なる入試対策だけでなく、特色選抜における小論文の練習も兼ねてできるというメリットもありますね。

 

で、書いた文章はできれば学校や塾の先生に添削してもらうと効果は更にアップします。

間違ったり書けなかったりした漢字を教わることで①の漢字の勉強も兼ねることができますし、200文字程度の文章をたくさん書くことで、読解問題における記述回答の訓練にもなります。だいたい国語の苦手な生徒さんは、理科や社会の記述問題や、数学の証明問題なども避ける傾向にあって、もう記述はそもそも書けなくて当たり前くらいに思っている生徒さんもたくさんいます。そういった文章を書くこと自体への抵抗を、「自分の言葉でたくさん書く」ことによって徐々になくしていくという、他教科への波及効果も思いっきり期待できるのです。

 

学校の自学ノートに作文の練習をして提出した生徒さん、私はまだ見たことないんですが、実際やったら先生どんな反応するんでしょうね?

私が担任ならものすごく褒めますけど・・・どうだろ?^^;

もしOKならどんどんやっていいと思いますし、ダメ出しされたら仕方ないので学校向けでない自主学習として、これはすごくおすすめですね!

 

 

③やっぱり読解問題からも逃げない

 

読解力の向上には読書量が重要、でも読書はとりあえず置いといて・・・と最初に言いました。

 

でもやっぱりそれでも、読解問題に挑戦して

・まず始めは時間がかかってもいいから全部の設問に自分の言葉で答える

・回答と解説をしっかり読んで、「何故そういう回答になるのか」考える、もしくは学校や塾で納得するまで解説してもらう

 

こういうことは決して無駄じゃないので、やって欲しいです。

 

特別に、小説文について、もうちょっと具体的に読み方、答え方のアドバイスをしちゃいますね。

 

例えばあなたのお母さんが、今日の夜集まりがあって外出しなければいけない。ちょうどその時間に毎週楽しみにしていたテレビドラマが放送されるとします。

 

出掛ける寸前になって、テレビの録画機能が故障していることに気づいた!そしてあなたがお母さんの代わりにドラマを観て、帰ってきたお母さんにあらすじを説明することを想像してみてください。

 

うーん、お母さんのためにそこまでしない?

だったら、自分がすごく好きになった映画やドラマ・アニメの面白さを友達にしって欲しくて説明する場面を思い浮かべてもいいでしょう。

 

いつ、だれがどこでどんなことをしたのか、言ったのか。

どんな理由で、どんな気持ちでそういう行動をとったのか。

 

脚本家や監督がどんなことを伝えたくて、どんなことが伝わったから良かったのか。

 

そんなことをあなたはなるべくわかりやすく話すことで、友達にその作品の良さを知ってもらおうとするはず。

 

そんな気持ちで国語の読解問題の文章に触れてみるんです!

 

だいたいの問題はこれで解けますよー。

って、これが難しいって言われますね^^;

続きは塾でやることにします・・・

 

まあでも、そんな気持ちを頭のどこかに持ってとにかく読んで書くことですね。絶対無駄じゃないですよ♪

 

 

 

 

優先順位としたら①②は絶対ですけど、やっぱり地道な学習として③も今からなら最低週1くらいからずつ取り組んで欲しいところかなあ。

 

塾生の皆さんには夏休み、②③を目一杯やってもらうのでお楽しみに爆  笑

 

 

 

全く触れなかった古典について。

 

古文の名文をたくさん遺してくださった先人の方々には大変申し訳ないのですが、高校入試においては古文は10点ぶんの配点しかないので、優先順位としては最後の最後・・・「今日からできる」ことには入れませんでした。とりあえず設問の最初の問題に必ず、「傍線部を現代かなづかいで書きなさい」という問題があるので、そこは絶対拾って2点確保してくれればいいと、ほとんどの生徒さんには言っています。

もちろん国語をとことん極めたい生徒さんにはしっかりやってもらいますが、そうでない生徒さんにはそれこそ効率が悪すぎる><

 

でもですねえ、古文・漢文て読むと本当に面白いんです!

 

論語なんかはまた今になって価値が高まっていて、管理職の方や経営者さんの中にはバイブル的存在として愛読されている人も多いですし、日本の古文についても、短い文章の中にテーマや格言みたいなものがしっかり描かれていて、現代のショートショートより面白いんじゃないの?って思える秀逸な文章がいっぱいあります。

 

今ちょうど高校生のテスト期間で、まさか中学生の時より格段にしっかり古文や漢文を勉強してるんで、解説する機会も多いんですが、これがまた楽しいんですよー!爆  笑正直もっと時間かけてやりたいです^^;

 

 

まあ中学生の皆さんにはそういうわけであんまり突っ込んで指導する機会もなくて寂しい気もしますが、是非高校生の皆さんには、せっかくのチャンスなのでたくさん古典にも触れてもらえたらと思います。

 

 

 

「今日からできる」の国語編、例によって長くなりましたが、内容的にはほんとにおすすめの学習法が提案できたような気がします。

 

 

長くて読むの疲れるーとか、もっと詳しく細かく教えて~という方は塾までご一報ください♪

 

 

最後に・・・

 

あー!やっぱり国語の勉強楽しい!

 

3年生の皆さん、時間作るので夏休みはいっぱい国語やりましょうねーっ!