春休みも半分を過ぎました
どこの塾でも春期講習真っ最中。新学年に向けて頑張っている方も多いことでしょう
だいたい季節講習と言うのは、塾が準備したプログラムに沿って、決まった内容で行われているのが一般的だと思うのですが、
うちの塾の季節講習のやり方はちょっと変わっています。
国語なら、コースAは長文読解に特化し、3時間ひたすら読み取りの問題を解きまくる。コースBは漢字のマスターのみを目的とし、目標とする数を決めて、「漢字練習」ではなく「どれだけ身につけるか」を追及する、などなど。
生徒さんは各教科に複数準備された講座の中から「自分がやりたい」、「自分にとって必要だ」と思うものを選択し、受講します。もちろん受講科目のアドバイスは行いますが、最終決定は生徒さん自身です。
このシステムは非常に好評です。
単に「講習を受ける・受けない」を決めるのではなく、
「何をやったらよいか」「どれだけやったらよいか」を生徒さん自身が考えるからです。
また、それについて講師や保護者さんとも当然会話をするので、必然的に学習に関しての意識をより高めるという効果も発生します。
とは言え、あまり内容を細分化し過ぎてどれを選ぶか迷い過ぎることがないよう、ひとつひとつの講習において
「終わった後何を得られたか」がはっきりわかるよう、ひとつの教科につき3つくらいの講習に絞り、選択してもらうようにしています。
今回特に受講者が多かったのは、国語の読解と、各教科の新学年対応講座でした。
国語の読解は、問題文を読み解く作業を3時間集中して行うので、とても疲れますが、得られるものも非常に大きいですね。
受講した生徒さんは皆、終わった後「今までで一番疲れた」と話します。
このセリフを聞けるかがとても大切!
このくらい長い時間集中して「考える」作業はこの講座を受けないとなかなか経験できません。恐らく、ほぼ全ての生徒が今までで初めて経験することです。
まず、この感想を聞けただけでも成果はかなり大きいと言えます。
解答の検証・解説も重要。
国語の読解は、もちろん「良く読み」「良く考え」、正答に結び付けることが大切。また、正答を導き出すためのポイントの押さえ方やテクニックの習得も大事になってきます。
しかし、そこまで意識づけして問題に取り組んでも、答え合わせをしっかりやって、「何故こういう模範解答になるのか」まできちんと理解・納得しないといけません。
ですので、僕は国語の読解の講習では必ず生徒と一緒に、一切の予備知識なしで問題文を読み、問題を解きます。
問題集の解説をそのまま読んでも生徒が理解・納得する度合いはかなり低いと言うのが経験からくる僕の考えです。
とにかく自分も一緒に問題と向き合い、生きた解説をする。
自分も疲れますが、またその度合いで1回1回の講習の成果を実感することにもなります。
僕が普段から求めている「やり切った」という感触を、講師・生徒共に最も得られる講習になっていると言えます。
もちろん、ほかの講習も全て意味を持ち成果をあげられる内容になっているので、どの講座を選択してくれた生徒さんにも満足していただけるものになっているとは思いますが、
より頭をフル回転させ、今持っている(他教科にも通ずる)総合力を認識できる国語読解。これはできれば毎回受講していただきたいなあ、と思っています。
春期講習も後半戦。
この、自他共に疲れ切ってしまう国語読解も含め、まだまだ数多くの講習が残っています。
生徒の皆さんと一緒に、楽しく真剣に乗り切って、
良い新学期を迎えたいですね。
さあ、今日も1日頑張るぞ~!