2024年4月、スペイン・バルセロナへ向け、福岡を旅立った。

Hola! Barcelona! 第一話へ

 

CA845便の機中で日を越えた。
バルセロナへは、現地時間の8:15に到着予定である。
途中で何度も目が覚め、よく眠れなかった。
 

 

朝の機内食。

美味しい。
このまま福岡までの機内食が同じようであったらいいと思う。

 


日が上がり始めたので、窓のシェードをあげる。
どのあたりを飛んでいるのであろうか?
山々が日本のそれとは違う表情をしている。


 

やがて、ディセンドを開始。
ヨーロッパの大地が、バルセロナの街が右に見えてくる。
この風景を見るために、窓側の席を取っていた。
あのサグラダ・ファミリアも遠くに見えた。

バルセロナ・エル・プラット空港へ滑り込む。
約12時間のフライト。
自身にとっても最長のフライトになった。

朝の到着なので、慌てることはない。
ゆっくりと入国審査を待つ。
しかし、自分の順番が回ってくるとドキドキする。
審査官の方が私のパスポートを見て「お元気ですか?」とニコニコしながら日本語で尋ねてくれた。
緊張がほぐれ、「Muy bien!」とスペイン語で返事した。

安心したいのと、大きなキャリーが足手まといになるので、先にホテルへ向かう。
荷物を預けてでかけるつもりだったが、部屋が空いていたのか、案内してもらえた。
ここでベッドに崩れてしまうと、足に根が生えるので思い切って出かける。
 


地下鉄でバルセロナ市街へ。
まだ、頭がぼーっとしているのか、遠くまで来た気がしない。
それでもふと、路地をのぞき込んでみるとやっぱりヨーロッパだ。

昼食をどうしようかと考えていると、マクドナルドの看板が目に入った。
以前、ニュージーランドへ行ったときに、ご当地バーガーであるキウイバーガーを食べたことがある。
そう言えば、日本にもてりやきバーガーもあるし、もしかするとスペインにもご当地物があるかもしれない。
 


これがそうかな?と思い選んだ。

バーガーのパンがことのほかおいしくて、びっくりした。

ドリンクにつけたガスパチョはスペインの冷製スープでトマトをベースとしたもの。

もちろん、初めて口にしたが、これもなかなかいける。

しかし、値段を見て驚いた。
日本円にして1,500円くらいする。
円安おそろしやである。

おなかもいっぱいになったところで、バルセロネータの海岸へ向かう。

見たかった地中海がいよいよ目の前に。

 


空が青い、海も青い、もう最っ高!である。
この向こうはアフリカ大陸だと思うと、地球をぐるっと回ってきた感慨がわいた。
ずっとこの風景を見ていたかったが、他にも行きたいところがあるので、やむなく移動することにした。

 

ここバルセロネータから、港を隔てたモンジュイックの丘までは、ゴンドラで移動できる。

もちろん、港の上を通るので、落ちたら水の中である。

平日ではあったが、結構混み合っており、70分ほどの待ちと書いてあった。

 

この頃から喉が渇き始め、何か飲みたいと思ったが、売店のようなものはない。

長い列をゴンドラ乗り場までたどり着くと、自動販売機があったが、1本400円くらいしたのでとても買う気になれなかった。

(じきにこれが当たり前だということに気付くことになる)

 

 

しばらくして、赤いかわいらしいゴンドラが来る。

なかなかぎゅうぎゅう詰めだが、海を渡り始めるととても眺めがいい。

遠くにサグラダ・ファミリアも見ることができた。

 

モンジュイックの丘に着いたが、ここからはしばらくは徒歩である。

ミラマル通りからサンタ・マドロナ通りを歩く。

気候もちょうどよく、歩いていて気持ちいい。

ヤマバトが「ク、ク、ホホー、ク、ク、ホホー」と鳴いている。

自宅近くのヤマバトを思い出す。

ミロ美術館の前を通り、坂をゆっくり下ってゆく。

 

 

少し歩き疲れたなと思い始めた頃、カタルーニャ美術館が見えてきた。

 

 

美術館前の石段に腰を下ろすと、見たかった風景が広がった。

若干陽がかげってきていて、シャッターチャンスはしばらく待たなければならないと思った。

だが、長旅の疲れもあって、これでいいだろうと妥協してしまった。

もっといい写真が撮れたはずなのにと後悔した。

 

ずっと感じていた喉の渇きも耐え難くなってきていた。

300mほど歩けば、もと闘牛場であったというショッピングセンターがあり、そこで飲み物を調達できそうだったが、足がさっさと地下鉄に乗ろうと言った。

 

ホテルについたが、もうひと踏ん張り!と近くのスーパーへ買い出しに言った。

滞在中の食事や飲み物を買って帰った。

やっと、飲み物にありつけた。