金曜日は鉄道模型の記事の日。

だが、少しお休みして、最近思っていることを書き綴ろうと思う。

 

最近、写真を撮るのが面倒!もっと言うと嫌!

なんて思うことがある。

 

ブログは毎回、写真の記録を過去に遡りながら書いていっているが、その記録をほどいていく度に、以前はほぼ毎週末何かを撮りに出かけていたなぁと思い出す。


当時は、週末が来るたびに楽しみで、今度はどこへ行こうか?どう撮ろうか?と少年のように心躍らせていた。

もちろん、まだ撮ったことのない風景はたくさんあったし、いろいろな撮り方を試せて、それが楽しかった。

それが、何故、こんなに嫌になったのだろう。

 

めぼしいところは大抵行きつくした感がある。

また、SNSのおかげできれいだと思うところには、人がたくさん来るようになって、落ち着いて撮れなくなったのもある。

写真は一期一会なので、同じ場所でも天候や季節の違いで全く違うシャッターチャンスがある。

それは分かっているのだが、同じことをすると思うと面倒である。

 

カメラも重く邪魔に思うようになってきた。

スマホでいいじゃん、コンデジでもいいじゃんと思うことも多くなった。

出来栄えより機動性を優先するようになった。

 

撮る機会が少なくなり、撮影の勘も鈍ってきている。

目の前にあるものをどう撮ったらいいのかすぐに浮かばない。

できたはずのことができなくなったというフラストレーションが溜まる。

 

自分の心が喜ぶ(感性に合った)写真に飽きがきている。

自分の好みがある程度固定されている以上、似たような写真ばかりになる。

撮ることへの好奇心を失ってしまった。

 

そういった様々な気持ちを反映してか、納得できる写真も撮れなくなってきた。

結果、カメラを持って出かけることも少なくなった。

 

今の自分を超えられない自分、いや、過去の自分にすら戻れない怖さがある。

己の限界を知るのも怖い。

 

結局、それらから逃げているだけなのかもしれない。

 

 

いずれにしろ、"先を考える"のならば「自分だけの世界」から飛び出さなければならないと思う。

いろいろな写真を見て、もっと「自分の好きなもの」を見つけなければならないだろうし、これまで体系立ててやってこなかった写真の勉強もしなければならないかもしれない。