週末、思うままにカメラを持って出かけることがある。
紹介できるような写真はそう多くないが、何を考えて撮っていたか思い出しながら、綴りたいと思う。

 

コロナで国内のイベントは次々に中止となっていった。

宗像大社で行われる神事の「みあれ祭」も例外ではなかった。

本来なら、宗像市の大島から神湊まで100隻もの船団が向かう迫力ある海上神幸も、神様が乗られる御座船のみとなった。

 

モード:Avモード
シャッタースピード:1/400秒
絞り値:F5.6
ISO感度:100
露出補正:-1/3

 

一方、近くの道の駅「むなかた」で、小さなイベントが開催されており、海上神幸を見立てた模型にたくさんの旗がつけられていた。

この旗は来場したお子さんが描いてつけるものということで、好評なようだった。

本当のみあれ祭は見たことがなかったが、柔らかい初秋の夕方の陽とともに見ることができた。

 

モード:Mモード
シャッタースピード:30秒
絞り値:F25
ISO感度:200
露出補正:0

 

陽が暮れそうになってはいたが、真っ赤な若戸大橋が撮りたく、若松側の岸壁へ向かう。

三脚を据え、待っていると一隻の船が左からやってきた。

海の上に一本線が走っているのがそれだ。

 

モード:Avモード
シャッタースピード:15秒
絞り値:F5.6
ISO感度:100
露出補正:-3

 

橋の真下に入り、若松側から戸畑側を望む。

15秒開けているので、海面が凪いでいるように見える。

 

モード:Avモード
シャッタースピード:1/30秒
絞り値:F5
ISO感度:1250
露出補正:-3

 

 

帰りしなに橋脚を見上げてみると、少し不気味な雰囲気に。

でも、この無機質さがまたいい。