今、うちには??匹のめだかがいる。
「夜桜」、「ちろ」、「かりちろ」たちである。
時々、その様子を綴りたい。
(前回のおはなし)
だいぶ気温も低くなってきた。
水温はどうなのだろう?
「かりちろ」のいる容器で、3匹のうち2匹がヘロヘロな様子なのを見かけた。
ごはんをあげると落ち着いたようだが、早く暖かい環境へ移してあげねばと「ドラブル」のいる水槽に移すことにした。
この水槽にはヒーターを付けてある。
申し訳ないが「ドラブル」には丸鉢に移ってもらう。
意外だったが、「ドラブル」のシルバーの背中が底が黒い丸鉢にとても映えた。
さて、水槽には苔も生えかかっていたので、きちんと洗い「かりちろ」を移す。
これまで、容器に入っていて上からしか見なかったので気づかなかったが、凄く痩せている。
ごはんもあげてみたが、見向きもしない。
これではヘロヘロになっても仕方がない。
これまでは、ゾウリムシと粉末餌をあげていたのだが、ひょっとするとゾウリムシしか食べていなかったのかもしれない。
親も食欲がなかったので、その血を引いているのかも。
苦労しそうだ。
ちなみにヒーターだが、水流を作ってあげなければいけないらしい。
だが、水流を作ると、小さい「かりちろ」たちは煽られてしまう。
今のところ、まだ水温も厳しくないようだが、これから先を考えるとこっちも悩みだ。
一方、元「夜桜水槽」に移った一部の「おちろ」だが、こちらは食欲旺盛である。
水温も夏からは下がっているはずだが、逆に食欲が増している気がする。
ごはんをあげてしばらく経つと、逆立ちして、底石の間に入り込んだごはんもつついている。
親の「夜桜」と同じだ。
このおなかは、もしかしてメタボの予兆?
【登場するめだかたち】
・「夜桜」
道の駅「きくがわ」からやってきた夜桜ゴールド。
丸鉢の中を優雅に泳いでいる。
今月になって、次々と亡くなり、お迎えした6匹のうち1匹だけが残っている。
・「ちろ」
「夜桜」の引っ越しをした時に、水草だけを元の水槽に残していたのだが、おそらくその水草についていたたまごから孵った子たち。
丸鉢で元気に泳いでいる。
・「ちろちろ」
「ちろ」から数週間遅れて、今度は採取したたまごから孵った子。
やっとラメが見られるくらいになり、何匹かは丸鉢デビューを果たしている。
・「おちろ」、「ちどり」、「ちるる」
産まれた時期が1週間ずつ違うので、当初は大きさも違ったが、最近は見ても違いが分からないくらいの大きさになった。
この機会に全員「おちろ」の呼び名で統一することにする。
・「かりちろ」
シルバーを背中に背負った、「ヒカリ体型」の子である。
まだまだ小さい。
この度、親のいた大きな水槽に移った。
・「かりぼの」
「かりちろ」の兄弟。
7匹孵ったものの、今確認できるのは2匹だけ。
なかなか大きくならないが、頑張って生き延びてほしい。
・「どらぶる」
「街のめだかやさん」からお迎えした「ドラコンブルー」の子。
「かりちろ」や「かりぼの」の仲間ではないかと思っている。

