まだ子供の頃、鉄道模型に興味を持ち、その後紆余曲折があったものの、今に至る。

 

特急「つばめ」と言えば、昭和初期から東海道本線を走っていた歴史ある特急の名である。

東海道・山陽新幹線の開業を受け、その活躍の場を西へ西へと移していった「つばめ」であるが、山陽新幹線の博多開業を受け、一旦その名を返上した。

 

そして、1992年、JR九州は西鹿児島(現、鹿児島中央)駅を発着する列車の愛称に「つばめ」を復活させた。

「つばめ」の採用にあたっては、その格式から、他のJR各社に了承を得る手続きを踏んだとのこと。

 

 

新たな「つばめ」の登場にあたって、開発されたのが787系である。

当時まだよく走っていた国鉄型の485系に比べて格段に乗り心地がよく、速かった。

編成には、ビュッフェやコンパートメント席もあり、その名に恥じない列車だった。

ちなみに、現在、「つばめ」の名は九州新幹線を走る列車にあてられている。

 

 

模型はKATOやTOMIX、マイクロエースから発売されているようだが、所有しているのはKATO製のものである。

 

787系は現在でも、西九州新幹線のリレー役を務める「リレーつばめ」をはじめ、博多~宮崎空港間を結ぶ「にちりんシーガイア」など多くの特急列車で使用されている。