まだ子供の頃、鉄道模型に興味を持ち、その後紆余曲折があったものの、今に至る。

 

JR九州のD&S(DESIGN & STORY)列車の代表格といえば、特急「ゆふいんの森」である。

1989年生まれの久大本線の特急で、日田経由で博多~別府などを結んでいる。

 

使用されている(た)車両形式は、「キハ71系」、「キハ183系」、「キハ72系」である。

「キハ71系」のⅠ世は、博多~別府を1日1往復、「キハ72系」のⅢ世は博多~由布院を1日2往復している。

Ⅱ世の「キハ183系」は、今は特急「あそぼーい」となり熊本~宮地を走っている。

 

杉河内駅を越えて(キハ71系:Ⅰ世)

 

天ケ瀬から杉河内を越えると進行方向の右手に「慈恩の滝」が見えてくる。

客室乗務員の案内とともに、列車もスローダウンしてくれる。

D&S列車であることを体感できることの一つである。

 

豊後森で「キハ72系:Ⅲ世」と交換

 

この列車に初めて乗ったのは、新しい車両としての興味だけであって、こんなに「観光色」のついた列車とは思っていなかった。

通常の特急料金だけで乗るのはもったいないような「おもてなし」がある。

 

最前列からの眺望

 

ハイデッカー(床が他の車両より高い)なので、とても見晴らしがよい。

その後、リピーターとして何度も乗ることになる。

 

 
模型の紹介が遅れた。
模型もⅠ世~Ⅲ世までが発売されているが、手元にあるのは、マイクロエース製の「キハ72」系である。
 

 
実車も登場当初は4両だったが、週末はなかなか予約が取れないほどの人気ぶりもあってか、現在は5両に増車されている。
インバウンドの需要も高いようだ。