まだ子供の頃、鉄道模型に興味を持ち、その後紆余曲折があったものの、今に至る。

 

 

九州の気動車のひとつであるキハ31は、国鉄分割民営化に先立ち、JR九州の経営基盤の整備をはかる目的で製造された。

徹底したコスト低減のため、他の車両の廃車で発生した部品を流用したりしていた。

面白いところは、座席で、こちらは0系新幹線の転換クロスシートを流用している。

そのためなのだろうか?あまり活躍は長くなかったようである。

 

 
この車両は、JR筑豊本線(原田~桂川)でよくお世話になった。

この線区は福岡南部と筑豊を結んでおり、途中、ちょっとした峠を越える。

その時にちらっちらっと見える小川が、遠くまで来たように錯覚させてくれた。

 

思い出としては、北九州の若松で毎夏開かれる「くきのうみ花火の祭典」でのこと。

若松への主要な公共交通機関は折尾からのJR若松線であり、花火終了後は見物客の大量輸送を行わなければならない。

この区間ではキハ47が多く運用されていたと記憶しているが、この時に他から応援にきたのであろうキハ31とキハ47が混結しているのを見た。

混結できるんだ!と思ったのを覚えている。

 

どうでもいいが、どマイナーな車両を集めていたものだと思った。