週末、思うままにカメラを持って出かけることがある。
紹介できるような写真はそう多くないが、何を考えて撮っていたか思い出しながら、綴りたいと思う。

旧国鉄佐賀線は佐賀駅と福岡県の瀬高駅を結んでいた路線である。

途中、筑紫次郎こと筑後川を跨ぐルートをとる。

筑後川は船による輸送も盛んであり、鉄道橋がそれを妨げないようにする必要があった。

そのため、架けられたのが筑後川昇開橋である。

筑後川昇開橋は、橋の中央部が可動式となっており、鉄道と船の通行の両立を可能とした。

 

モード:Mモード
シャッタースピード:2秒
絞り値:F4
ISO感度:250
露出補正:0

 

現在では、佐賀線の廃線によりその役目は終えているが、夜間はライトアップされ、とても不思議な雰囲気を作っている。
月も出ていたので、月の明るさに合わせて撮ったが、少し橋が色せた感じになった。

 

モード:Mモード
シャッタースピード:2秒
絞り値:F25
ISO感度:6400
露出補正:0

 

橋だけを狙い、またホワイトバランスを調整することで、橋の赤が引き立つようにした。

シャッタースピードを落とすことで川面が穏やかに見える。

 

モード:Mモード
シャッタースピード:2秒
絞り値:F55
ISO感度:500
露出補正:0

 

橋の入口に立つ。

元々線路が敷設されていたところだが、現在は、遊歩道になっている。

通行できる時間帯は制限されており、立ち入りできない場合もあるので要注意だ。