まだ子供の頃、鉄道模型に興味を持ち、その後紆余曲折があったものの、今に至る。
子供の頃、憧れだった蒸気機関車の鉄道模型。
仕事をするようになって、ようやく手が届くようになった。
C62やD51などの主力機関車にも惹かれたが、せっかく四国の車両を集めているので、そこにこだわった。
四国は全国に先駆けて無煙化され、SLは1969年(昭和44年)にはその姿が見られなくなっていた。
であるので、私は四国を走るSLを見たことがない。
…というか、全国で見ても、SL最後の定期列車は1975年(昭和50年)であるので、四国以外で見ていたとしても記憶にはない。
その四国で活躍していたSL。
資料も少なく、不明な点も多かったが、C58やC11などが主役であったようだ。
当時は新旧の車両が織り交ぜられていたり、あるいは荷物車や貨物車なども混結されていた様なので、これは編成のごくごく一例である。
機関車のC58に加え、オハ35系の客車も数両揃えた。
走らせてみると、ロッドの動きがリアルで、「おぉ」と声が出そうになった。
旧型客車は静態保存されているものの椅子に腰かけた程度はあるが、動くものに乗ったことはない。
大井川鉄道まで行けば乗れるという話を聞くが、まだ訪れたことはない。