週末、思うままにカメラを持って出かけることがある。
紹介できるような写真はそう多くないが、何を考えて撮っていたか思い出しながら、綴りたいと思う。

桜の季節。

意外とその季節が短いのと、週末に満開が重ならないときれいなところが見られない。

この年は、宮崎県の西都原へ旅立った。

西都原と言えば、菜の花と桜のコラボレーションで有名。

早朝に行かなければ、多くの花見客でいっぱいになる。

 

モード:Avモード
シャッタースピード:1/200秒
絞り値:F9
ISO感度:100
露出補正:+1

 

これ、失敗です。

ソメイヨシノは、思ったよりも花が白いので、そのまま撮ると桃色が淡くなってしまう。

そこで、ホワイトバランスを調整して、マゼンダを強くした。

ところが、空まで桃色になってしまい、違和感たっぷりになった。

いい風景なんだが…。

 

いつもと違う設定で撮る時、いつもと同じ設定でも1枚撮っておくべきである。

 

モード:Avモード
シャッタースピード:1/640秒
絞り値:F5
ISO感度:100
露出補正:0

 

ミツバチもたくさん働いている。

菜の花を行ったり来たり。

結構素早いので、なかなかここというシャッターチャンスには巡り合えない。

 

西都原を離れ、車を北へ走らせる。

延岡から針路を西へ変え、高千穂へ。

 

モード:Avモード
シャッタースピード:1/100秒
絞り値:F5
ISO感度:100
露出補正:+1 1/3

 

渓谷の上の駐車場に車を停め、延々と下ってくる。

後ろを振り返ると、一つの景色に3本のアーチ橋が架かっている。

時代とともに、新しい橋が出来ていったもので「高千穂三代橋」と言われる。

この様な風景を見られるのは日本でここだけとのこと。

 

モード:Avモード
シャッタースピード:1/16秒
絞り値:F5
ISO感度:1600
露出補正:-1

 

高千穂と言えば、「真名井の滝」。
この時は人影が全く見当たらなかったが、滝が落ちる川面をボートで行き来することができる。

一度乗ってみたいとは思っているのだが、まだ果たせないでいる。