週末、思うままにカメラを持って出かけることがある。
紹介できるような写真はそう多くないが、何を考えて撮っていたか思い出しながら、綴りたいと思う。

写真を始めて、撮りたいと思っていたもののひとつに星空がある。

特に、星の動きを軌跡にして撮りたかった。

 

九州のある場所としか言わないが、私の夜空の撮影スポットがある。

そこから、満天の星空へレンズを向ける。

 

モード:Mモード
シャッタースピード:15秒
絞り値:F2.8
ISO感度:640
露出補正:0

(小さな画面ではなんのこっちゃか分からない黒い画面だけになるかもしれない)

 

星は、少しずつではあるが動いている。

従ってシャッタースピードが遅すぎるとブレた写真になるのだが、その長さは15秒くらいまでと言われている。

 

また、星空の撮影をするにあたり、準備しておくことがある。

事前の焦点(ピント)合わせである。

(最近のカメラはそうでもないみたいだが)星空にはAF(オートフォーカス)でピントを合わせることはできない。

従って、明るいうちに、あらかじめ「遠く」にピントを合わせておき、フォーカスモードをマニュアルフォーカスに変えた後、フォーカスリングが動かないようにテープで固定しておく必要がある。

尚、暗くても遠くに街灯などがある場合、それで焦点を合わせるのも手である。

 

モード:Mモード
シャッタースピード:691.2秒
絞り値:F5.6
ISO感度:100
露出補正:0

 

先ほどの位置でカメラをセットし、シャッタースピードを691秒(約12分)開けた。

少しではあるが、星の動きが軌跡となって写っている。

最近はタイムラプスという方法でも、このような写真(動画?)を撮ることができるらしい。

 

モード:Mモード
シャッタースピード:15秒
絞り値:F2.8
ISO感度:4000
露出補正:0

 

カメラを天頂付近へ向け、少しISO感度を上げて撮る。

肉眼ではみえないたくさんのたくさんの星が写る。

カメラってすげぇなと思う一瞬である。

 

モード:Avモード
シャッタースピード:1/8秒
絞り値:F5.6
ISO感度:12800
露出補正:+1/3

 

帰り道で。

街の上に不気味に赤く光る月。

不思議な光景だったのでおさめておいた。

(手持ちでシャッタースピード1/8秒で撮っているのでブレているかもしれない)