週末、思うままにカメラを持って出かけることがある。
紹介できるような写真はそう多くないが、何を考えて撮っていたか思い出しながら、綴りたいと思う。

みんな大好き花火。

もちろん、私も好きである。

ただ、苦手な被写体の一つでもある。

 


モード:Bモード
シャッタースピード:7.3秒
絞り値:F16
ISO感度:100

露出補正:0

 

花火を撮っていて、その敵となるのが「煙」である。

花火なので当然煙が出るが、風がないとこの煙がそこに留まるため、次に上がる花火の前を遮り、少し汚い写真になってしまう。

少々風があるくらいが、花火の撮影にはいい気がする。

 

モード:Bモード
シャッタースピード:8.7秒
絞り値:F16
ISO感度:100

露出補正:0

 

この時来たのは、やつしろ全国花火競技大会。

全国有数の花火師さんが競い合う西日本を代表する全国花火競技大会。

せっかく八代市まで行くのだからと有料席を予約していた。

最近、有料席を設ける花火大会も多くなったが、その方が間近で見られ、また迫力のある絵が撮れる気がする。

 

モード:Bモード
シャッタースピード:8.4秒
絞り値:F16
ISO感度:100

露出補正:0

 

花火の撮影が苦手というくらいだから、コツと言われても分からない。

ただ、シャッタースピードを長めにしておくと、いくつかの花火が同じフレームに入って賑やかになる。

 

モード:Bモード
シャッタースピード:14.6秒
絞り値:F16
ISO感度:100

露出補正:0

 

競技大会なので、各花火師さんごとに、単発で何発か上げたあと、コンビネーションで締める。

これの繰り返しなので、「これがフィナーレ!」というものはなさそう。

 

なぜ、花火が苦手なのか自分なりに考えてみた。

「きれいな花火の写真」がどういうものなのかが分からない、イメージできないためなのだと思う。

そういうわけで、花火は「撮るもの」というより「見るもの」と思うようになった。(それでも撮るけど)