週末、思うままにカメラを持って出かけることがある。
紹介できるような写真はそう多くないが、何を考えて撮っていたか思い出しながら、綴りたいと思う。

熊本県の宇土市街から三角半島を海岸沿いに進むと、御輿来(おこしき)海岸と、もう一つ、長部田海床路がある。

潮の満ち干で、景色ががらっと変わる両者。

今回訪れたのは、御輿来海岸。

 

御輿来海岸をのぞむ丘の上には駐車場もあり、車で登ることもできるのだが、いかんせん道が狭い。

従って、この日は、宇土駅の駐車場に車を止め、そこから列車でやってきた。

最寄り駅は、網田(おうだ)駅。

そこからは徒歩で20分ほど。

 

列車の時間の関係もあって、現地には少し早めに到着。

それでも、三脚を据えている人は多い。

 

モード:Avモード
シャッタースピード:1/500秒
絞り値:F8
ISO感度:50
露出補正:0

 

私が陣取ったのはこの景色が見える辺り。

潮が引くと、干潟が現れ、風と波によって作られた美しい文様が浮かび上がる。

夕暮れ時が一番美しいが、この時間と干潮が合わないと両者を一緒に撮ることはできない。

 

モード:Mモード
シャッタースピード:1/640秒
絞り値:F8
ISO感度:100
露出補正:0

 

夕暮れに備えて、ホワイトバランスを調整する。

段々と潮が満ちてくる。

マニュアルモードでちょうどよい明るさとなるよう調整する。

 

モード:Mモード
シャッタースピード:1/250秒
絞り値:F8
ISO感度:100
露出補正:0
 

日没。

潮はだいぶ満ちてきてしまったが、御輿来の文様はまだ消えていない。

尚、夕陽と干潮が重なる日については、こちらのサイトで調べることができる。

 

モード:Mモード
シャッタースピード:1/25秒
絞り値:F18
ISO感度:100
露出補正:0

 

日が暮れてから。

大空に散らばる雲も絵にしたいと、広角で撮る。