週末、思うままにカメラを持って出かけることがある。

紹介できるような写真はそう多くないが、何を考えて撮っていたか思い出しながら、綴りたいと思う。

  

福岡県北九州市、対岸はもう本州、下関という門司港エリア。

関門橋とその下にある和布刈神社が今回の目的地である。

撮影は昼から行っていたが、夕暮れになるとやっぱり気分が変わる。

 

まずは、和布刈神社。

ここからは関門橋が間近に見える…というかほぼ真下である。

 

モード:Avモード

シャッタースピード:1/160秒

絞り値:F22

ISO感度:100

露出補正:-1

 

太陽を半分だけ灯篭で隠すと、強い光のかけらが出来る。

絞りをいっぱいまで絞る。

露出も全体が暗くならない程度まで補正をかける。

そうすることで太陽のかけらが光条となる。

また、露出を暗めにしているため、灯篭や橋はシルエットになる。

 

モード:Avモード

シャッタースピード:1/80秒

絞り値:F8

ISO感度:100

露出補正:-2/3

 

日没の瞬間。

太陽は大きいように見えて小さいので、周りの景色と一緒に撮ろうと思うと豆粒みたいになる。

もちろん、望遠レンズを使えば多少大きく撮れるが、それでも撮れた画像を切り取り処理しないと思うような大きさにはならない。

どちらで撮るかはその時の周りの風景や状況によるのだと思う。

 

モード:Avモード

シャッタースピード:1/60秒

絞り値:F8

ISO感度:20000

露出補正:0

 

あ、星が見える!と思って咄嗟に撮った一枚。

宵の明星であろうか?(画面左上の小さな瞬き)

ただ、何も考えずにシャッターを切ったため、辺りが暗いにも関わらず、絞りを開放にしていなかった。

おかげで、ISO感度が20000に。

細かく見ると若干ザラつき感がある。

 

モード:Mモード

シャッタースピード:30秒

絞り値:F22

ISO感度:2500

露出補正:0

 

陽が落ちると、関門橋はライトアップされる。

橋上の一つ一つの光を光条にしたくて、絞って撮った。

また、海面を平面のようにしたかったので、シャッタースピードを長めにした。

あとは、ISO感度を調整し、何枚も撮りながら、好みの明るさに仕上げた。

Mモードで撮る楽しさが味わえた1枚である。

小さい画面では分からないかもしれないが、夜空には星が瞬いているのが写っている。