クワイエット・プレイス:DAY 1 | ある木版画家の気まぐれ日記

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木版画家・吉田秀司のブログです。
板目木版と木口木版の2つの技法で作品を制作しています。
作品の話以外にも、たまに好きな映画のことも書いています。
取り扱い画廊 養清堂画廊(銀座)

クワイエット・プレイス:DAY1観てきました。

今回はシリーズ第3段。ちなみに私は第一1段は観ましたが、第2段は観に行けなかったんです。


突如宇宙からやって来た、音に反応する『何か』によって地球が侵略される物語。今回はその初日の出来事が描かれています。

舞台は騒音とは切っても切り離せないNY。『何か』の侵略によって急に無音になってしまう光景はとても不可思議と言うか、世紀末的風景…。


侵略されてすぐに人間が『何か』が音に反応して襲ってくるとか、苦手な物が判明してしまうのというのはちょっと都合良い感じはしましたが、全体的に見ればとても面白いSF映画でした。


映画を観ていない方にはネタバレになってしまいますので詳細は書きませんが、この状況下での主人公の行動や最終的な判断は決して理解出来ないものではなく、全て上手くいってしまうと、あまりにもハリウッド映画的なまとめ方になってしまうのでラストはあれで良かったと思います。


ネットでは『何か』が何故やって来たのか説明されてないとか文句言ってる記事を見ますが、この映画は『得体の知れない恐怖』がテーマだと思いますので、そんなことは説明されないで良いのではないでしょうか?


そしてこの映画は最近では珍しく、上映時間が1時間40分と短めなんですよ。予告編入れても2時間ですのでちょうど良いです。

気になる方は是非どうぞ。