DUNE / 砂の惑星 | ある木版画家の気まぐれ日記

ある木版画家の気まぐれ日記

木版画家・吉田秀司のブログです。
板目木版と木口木版の2つの技法で作品を制作しています。
作品の話以外にも、たまに好きな映画のことも書いています。
取り扱い画廊 養清堂画廊(銀座)


久しぶりに映画館に行きました。
最後に観たのが何だったのか覚えていないくらいです。

今回観た作品は『DUNE / 砂の惑星』です。

原作はフランク・ハーバート。惑星アラキスで産出されるメランジを巡る壮大な物語。映画化不可能と言われていた小説です。
以前デビッド・リンチが映画化して失敗しましたが、今回は撮影技術が当時よりも格段に進歩していますし、監督がドゥニ・ヴィルヌーヴですので、きっと良い作品になるだろうと期待していました。
期待した通り、とにかく気を抜くシーンがひとつも無く、ずっと奥歯に力が入りっぱなし。観終わった後、立とうとしたら膝が固まっていました。

ネットでは「訳が分からなくて眠くなった」とか「途中で帰ろうかと思った」という意見がけっこうあったのですが、どこをどうしたらそういう意見になるのか不思議でなりません。

とにかく壮大な世界に浸れて満足でした。
ちなみにこれは前編で、後編がこれから制作されるとのことです。なんせ何にも解決していないというか、序章みたいでしたからね。後編に期待しています。

映画の前にラーメンです。
とても美味しかったですが、値段がちょっと高かったです。




そして猿田彦珈琲でカプチーノ



店内の照明がカッコ良かったです。