過ぎにし薔薇の名を我は知らず | ある木版画家の気まぐれ日記

ある木版画家の気まぐれ日記

木版画家・吉田秀司のブログです。
板目木版と木口木版の2つの技法で作品を制作しています。
作品の話以外にも、たまに好きな映画のことも書いています。
取り扱い画廊 養清堂画廊(銀座)


タイトル : 過ぎにし薔薇の名を我は知らず
技法 : 木口木版
イメージサイズ : 直径 9.5 cm

他の作品もあったり、台紙用の和紙を買いに行く時間がなかったりして、仕上げまでに時間がかかってしまいましたが、やっと完成しました!

脇役で花を描いたことはありましたが、メインモチーフにしたのはこれが初めてかも?
11月の個展で展示いたしますので、是非ご覧下さい。

ついでに刷りから仕上げまでの過程の写真も載せます。


刷ってめくる所です。
これが一番ドキドキします。



乾燥したら台紙用の和紙に張り込む為に、余分な所を切り抜きます。



生麩糊で台紙用の和紙に貼り付けます。
乾燥したら裁断し、サインして完成です。