4年前の決勝戦と同一カード。
オランダが雪辱を果たす5-1での圧勝劇。


まずは何よりもオランダの出来が良かった。
特にファン ペルシー、スナイデル、ロッベンの前線の3人とアシストを記録したブリントの出来が際立っていた。
ファン ペルシーの同点ゴールは早朝から目の覚める素晴らしいゴール!!

そして、らしくない[5-3-2]でのブロックを作りつつの高いラインを設定してのプレスがスペイン相手にハマった。
ストロートマンの欠場が決まった時点でオランダの評価は高くなくDFにW杯出場経験者がおらず経験不足を指摘されていたがスペインの攻撃に落ち着いて対処していた。


そして、スペイン。
カシージャスが厳しい。
取られた5点の内4点にミスが見られた。
ポジショニング、判断、キック精度すべてにおいて4年前、聖イケルと崇められた人物とは思えない。
ここに来てバルデスの怪我が響いてきた。

更にジエゴ コスタ。
スペインのプレースタイルに合わない。
中盤のパス回しに積極的に絡まない為にFWとMFの距離が離れスペインらしい効果的な崩しにならず最後は裏に走るのみになりパスワークで勝負が出来ない。
あの必要なまでに相手の嫌なところ嫌なところをつきボックス内に相手を押し込み仕留める。
それを繰り返し相手の反撃意欲をそぐ圧倒的な強さに結び付いていない。
もちろん、中盤から後の選手にも責任はあり深い位置から縦パスなどでボールロストをしたりと簡単にボールを渡してしまう場面が目立った。
また中盤でのプレスに掛かる場面も増え研究され尽くされている感は強い。

次のゲームは確実に勝ち点3を足らなければ敗退濃厚。
相手は前回大会ハイぷれすでギリギリまでスペインを苦しめた強豪チリ!!
果たしてデルボスケはどの様な決断を下すのか?


今大会屈指の激戦区グループBがこのゲームにより全く分からなくなってきた。
ただこの後のチリ-オーストラリアでのゲーム次第ではスペインは更に追い込まれることになる。

次は日本時間6/19(木)
スペインはオーストラリアと、
オランダはチリと。


やはりW杯は面白い!!!
フットボールにおいてそのサポーターが一番盛り上がるゲーム《ダービー》
世界においては各国リーグが100年を越えるものもあり通算対決が何百試合という伝統を誇るものもある。

イタリアの《ミラノダービー》《ローマダービー》やスペインの《マドリードダービー》《カタルーニャダービー》など有名なものもあればあまり日本人に馴染みのないものもあるがここまで上げたものは一般に《ローカルダービー》と呼ばれるホームタウンの都市や地域が同じライバル同士のゲームである。

もうひとつが《ナショナルダービー》でその国、リーグを代表するクラブ同士の対戦。
マンチェスター ユナイテッド-リヴァプールの《イングランドダービー》にレアル マドリー-バルセロナ《エル クラシコ》、ユベントス-インテルの《イタリアダービー》
これらはリーグで1番のビックマッチになることが多い。


そして、昨日Jリーグで《ローカルダービー》のひとつ《大阪ダービー》が開催されたかつてのチャンピオンチームでパスサッカーで一時代を気付いたが一昨年J2に降格し復帰一年目で再起をかける《ガンバ大阪》と若手の実力派や代表候補を多数抱えてそこへ前回W杯得点王のウルグアイ代表ディエゴ フォルランを加え悲願のリーグ初制覇を目指す《セレッソ大阪》がホームのヤンマースタジアム長居に迎える一戦。

キックオフの1時間以上前からサポーター同士の応援合戦が始まり時にはブーイングも混じり42000人以上の熱気に溢れるスタジアムは正にガチガチのライバル心剥き出しこれぞダービーといった雰囲気を作り出した。
ゲームはお互いミスの多い内容であったが2点ずつ奪い合い一歩も譲らずのドロー。
ここまで1得点しか取れていなかったフォルランの直接FKを含む2得点やここ数試合無得点が続いていたガンバの意地の得点と終わってみれば素晴らしいダービーだったと思う。

この様に日本では《ローカルダービー》の文化は浸透してきたと思う。
ただ、観客を呼びたい!注目度を上げたい!
とりあえず近いからや他府県の対決をダービーと称する。
では盛り上らず両クラブの歴史やライバル心、そして選手のモチベーションなどの積み重ねた伝統も必要だと思う。

一方《ナショナルダービー》の文化はまだまだ。
過去にはヴェルディ川崎-横浜マリノスや鹿島アントラーズ-ジュビロ磐田、浦和レッズ-ガンバ大阪など強豪同士の一戦はあったが片方のクラブの失速もしくは両クラブの低迷などで長続きはしなかった。
《ナショナルダービー》に相応しいクラブはリーグ屈指の《タイトル.資金力.サポーター熱.哲学.伝統》ともちろんお互いの隠そうとしないライバル心が個人的には必要だと思う。
しかも、現在の横並びの戦力差のJリーグでは飛び抜けたリーグを代表する2チームが出て来にくい。

ただ、この条件をクリアして成長して行きそうなクラブは出てきていると思う。

圧倒的なサポーター数を誇り資金力もある《浦和レッズ》
独自の戦術と哲学で現在リーグ2連覇中の《サンフレッチェ広島》
優秀な育成組織から続々と若手を排出してサポーターを引き付け大型補強も可能な資金力を蓄えた《セレッソ大阪》
国内最多のタイトルをとりジーコスピリッツを哲学とする伝統を誇る《鹿島アントラーズ》
日本リーグ時代からの伝統を誇り資金力、タイトルも豊富な《横浜Fマリノス》

もちろん上記の5クラブはサポーターが熱いという基本的条件はクリアしている。
その他にも
低迷を脱出すれば《ガンバ大阪》《ジュビロ磐田》にも可能性があると思う。



Jリーグがこの先も真のプロフットボールリーグとして成長するには真のダービーの盛り上がりも欠かせない。
4月7日 日曜日
大阪、万博記念競技場16時キックオフ。
時折、雲間から太陽が顔を覗くものの風が強く肌寒いなか行われたガンバ大阪-鹿島アントラーズのJリーグ2014シーズン第6節。
結果は相手の3倍以上のシュートと決定機を作りだし快勝と言って良い内容のゲームで首位を走る鹿島の勝利。

昨年に比べてチームとしてのルールがはっきりし攻撃の組み立てや守備でのリスク管理もしっかりと出来ている上に若手の勢いとベテランの落ち着きが重なり、これぞ『強いアントラーズ』のサッカーが出来ている今シーズンだいぶと気が早いが王座奪還も視野にいれて今年は楽しい週末が続きそうである。

鹿島サポとしてはこの上ない結果でウキウキで万博を後にした♪



しかし、それ以上に気になったのが2つある。

1つ目は《審判の質》

鹿島の2点目はサイドのクロスをダヴィの落としから柴崎がつなぎカイオが蹴りこんだが柴崎へのパスがオフサイドでありとるべきだったと思う。
そして後半のガンバの決定機をオフサイドで取ったがオンサイドであり流すべきであった。
またファールやカードの基準。リスタートの曖昧さなど相変わらず不満の残る裁きであった。


そして、2つ目は大丈夫か《ガンバ》?

まず、点の入る気配がしない。
確かに決定的なシーンはあったがシュートに持っていけずエリア内で潰される。
守備での対応の甘さ。一対一を突破されたりクロスを簡単に上げさせたりなど全体的に甘かった。

一時代を築いたガンバのパスサッカーではなくチャンスはサイドを広く使い深い位置へのロングボールからと長谷川色の強く出てチームではあるがそこまでしか進まずエリア内で勝負できる選手やアイディアがあれば点は取れると思うのだが...。

関西人の端くれとしてガンバには是非復権してもらいJリーグを盛り上げる一翼を担ってもらい優勝争いに絡んでもらいたいので間違っても再降格などしないで欲しい。
次週は長居スタジアムでの大阪ダービーどの様に修正してきて楽しいゲームを披露してくれるか楽しみである。



最後に鹿島アントラーズのGK曽ヶ端準が単独クラブでのJリーグ公式戦連続出場記録216試合に並んだ。07年シーズン第29節から伸ばし続けて来節のホームでの新潟戦に出場すれば単独記録達成となる。
この偉業の間には鹿島のJリーグ3連覇などが含まれる。


あと万博まで運転してくれた弟よ、ありがとう♪