おはようございます
手術翌日
夜が過ぎるのは早かったけど、朝からは、長く感じた
やっと10時になり、看護師さんが体を拭いてくれた
この時に、尿の管、フットポンプ、酸素チューブが外れた
先生の回診があり、
”昼食を半分でも食べられたら、点滴を外してもいいですよ~
まあ・・全部食べれる人は滅多にいませんけどねえ”
と、言われる
外してもらうぞ~~~!
と思い、スパゲッティーを気持ち悪くなりながら、全部食べた
看護師さんと一緒にフロアを一周し、歩けることを確認してから、ついに、点滴を外してもらう
はああ(≧▽≦) ものすごい解放感!
洗面台でチマチマ洗濯をしたりして、
”コワゴワではあるけど、思っていた以上に手は動くな・・”
と、思った
自由の身になり、気持ちも落ち着いて、”胸の傷を見てみよう!”
と、思い勇気をだして初めてマジマジと見てみた
”ん??? どういうこと??”
状況がわからない
うそ・・・・信じられない位に傷が大きく目立つ場所にある
これ・・現実??? と、ボーゼンとする
術前の説明でも、先生から図にかいて説明してもらい、実際に説明通りであり、こうなることは予測できたはずなのに、ショックを受ける自分のバカさ加減に呆れる
もう・・やることもなく、ふて寝する
ちょうど、(ネームプレートの顔写真と実物とが違いすぎる)男性看護師が体温・血圧測定にきた
男性ナ ”いかがですか??”
もふもふ ”傷が思ったよりも大きくて、ショックを受けました”
男性ナ ”見ましたか・・・それはショックでしたねえ では、一緒に見てみましょう”
と言い、傷のチェックを始めました
”今は、昔のように 縫う ということをしないんです
だから、縫い目が残ったり、穴があいたりすることがないんです
今はテープがとても進化していて、縫わずにテープで留めるんです
皮膚と皮膚がくっつくんです
だから、一年くらいするとかなり目立たなくなるんです”
と、説明してくれた
よく見てみると・・・なるほど腫れの少ない部分で、確かに”縫っていない”と、確認できる部分がある
テープで留めてある! すごい!!
さらに、上からはってあるシートも優れもので、このシートを張ることで皮膚が引きつれたりするのを防止してくれるのだとか・・
私は単純にできているのか、すっかり気持ちが軽くなって
”そうかあ 一年たてばだいぶ違うんだろうなあ”
と、すぐに楽観できました
今現在、2年近く経ちますが、引きつれもなく一本の線のような傷跡になっています
看護師さんから、リハビリのパンフレットを見ながら、腕を動かすように言われる。
痛みはなく動かせる
しびれもない
ただ、力を入れるのはちょっと怖く感じ、ペットボトルのふたは開けられなかった