おはようございます
職場でのことは、なかなか自分の中で消化することができずにいました
皆、いい人たちなのです。
恵まれていると思います
職場では、トラブル防止のために、ライングループを作成することが禁止になっています
でも、不都合なこともあり、仕事上の連絡のみラインで連絡をとりあっていました
チケットが当選した彼女は、私たちのチームの中でも、ダントツで一番に仲間思いの人です
チームの中で退職者が出たときは、必ず彼女が隅から隅まで気づかいの塊で仕切るタイプ
です
彼女だけが、ラインで
”仕事のことは何も気にしないで、しっかりと治療してね”
など、ことあるごとにラインで気遣ってくれました
ですが、素直には、受け取れず表面上だけのラインを返信していました
チームの中には、”そっとしておいてくれてるんだな・・”
と、わかる方もいました
そういう優しさも感じていました
告知から数日後の夜、いきなり父が私の自宅へきました
父の住む実家と、私の家は徒歩5分の距離にあります
私の家の隣に、父の家庭菜園の畑があり、母も元気な頃は二人でほぼ毎日畑作業をしていました
額や腕にケガをしています
葬儀に参列してくれた親戚にお礼周りにいき、帰りのコンビニの駐車場で、車止めのブロックに足をかけてしまい、転んだとのこと
かなり深く切れています
ああ~これダメだ・・と思い、夜だったので救急病院へ連れていきました
父を乗せて、車の運転をしながら、心のなかで、
”どうしよう どうしよう・・私ガンなの・・とはとても言えない・・なぜ、こんなにも親不孝なことをすることになったのだろう・・・”
と、体の中に大きな秘密を抱えているような感じで、やっぱり逃げたいような感じでした
”迷惑かけるなあ・・”と落ち込む父に、心の中で
”いやいや![]()
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これから私がかける心労はこんなもんじゃ・・ありませんから ごめんなさい”
と思いました
結局、父は数針縫ってもらうケガでした
2018年11月初旬 母の四十九日法要が無事に終わりました
母の遺影をみても、”ごめんなさい”という感情しかありません
会席の場で、離れた席に座る父の会話が聞こえてきます
”夜、眠れない・・でも睡眠薬は使わないようにしている・・・ここまできて、ホッとしている
心にポッカリ穴があいたようだ・・・”
と、聞こえてくる
私は”ここまで、ガンの事を言わなくてよかった でも、ここまで頑張ればひと段落すると気を張っていたのだと思う・・・やっぱり、言ったほうがよかっただろうか・・・”
グジグジと考えてしまい、料理も食べた気もしませんでした
親戚のおじさんが
”もふもふ お父さんあんな状態だからねえ・・
逆縁は絶対にだめだからねええ
逆縁はダメよおお”
私も顔が引きつってしまい![]()
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”ははあ そうですね~” と、いうしかなかった
そばにいた子ども達も、苦笑いでした
母の四十九日が済んだことで、約束通り、父への報告をしなければいけません。
ここからの主人の行動は早く、翌日の仕事帰り、私の実家へ寄り、報告しました
すぐに私に電話がかかってきました
”うんうん 頑張らんばたい!!”
明らかにテンションアゲアゲ状態になっています
”ああ~お父さん ごめんなさい”
と、思いました
でも、隠し事がなくなったことで、気持ちがすっきりしたというか・・・
何かのつかえが取れたようでした
