「生命の木〜3.11」 第2話 | フラメンコギタリスト樫原秀彦のブログ 

フラメンコギタリスト樫原秀彦のブログ 

日々の気づき
忘れるもの忘れないもの
変わるもの変わらないもの

2016/3/10 の警視庁の発表による
東日本大震災で失われた尊い命は
15.894人。行方不明の方は2.561人。
2016/12/9現在、復興庁の発表による
全国の避難者数は約13万一千人。

「 生命の木〜 3.11」
オープニングを務めてくれるのは、
バイオリニストの野田沙織さんの独奏で
J・S・バッハの作品から
「無伴奏ヴァイオリンの為のソナタと
パルティータ」
「パルティータ第2番BWV. 1004」より
「第5楽章 シャコンヌ」です。





昨年、熊本地震で自ら被災をしながら
自分の役割を誠実に果たすかの様に
バイオリンを弾き続ける野田沙織さんの
ひた向きな姿はとても美しかった。

Universal Flamenco Orchestraの一員としても
一緒に活動をしてくれた沙織ちゃん。
一つ一つの音に意志があり
情熱的で力強いバイオリンの音を
LIVEの時に横で聴きながら何度も
鳥肌が立ってしまった。
とにかく魂が宿っていました(^o^)

6年目の3.11。
LIVEで同じ空間と時を共有して下さる方達に
バッハの「シャコンヌ」。沙織ちゃんが奏でるバイオリンの振動が
心の真ん中の奥深くに届きます様に。

きっと僕達を人を人たらしめている
大切な何かを感じて頂けると思います。



野田沙織(ヴァイオリン)

熊本市出身。
ルーテル学院高等学校芸術コース卒業。
大分県立芸術文化短期大学音楽科器楽専攻及び、
同大学認定専攻科修了。
第9回九州音楽コンクール金賞、審査員特別賞。
第6回ヴェルデ音楽コンクールヴェルデアーティスト賞(総合3位)受賞。
NHK交響楽団コンサートマスター、篠崎史紀による第1回MAROプロジェクト~篠崎史紀と大分の若き演奏家たち~オーディション合格、クインテットKとして出演。
第11回別府アルゲリッチ音楽祭
「若手演奏家によるコンサート」出演。
その他、芸短音楽科コンサートシリーズ「若さあふれるコンサート」、第45回卒業演奏会、第25回修了演奏会等に出演。ルーテル・アート・アカデミー出演。
これまでに山本由美子、梅原ひまり、荒田和豊、後藤龍伸、川瀬麻由美の各氏に師事。
現在、ヴァイオリン奏者としてクラシックからポップスまで様々なジャンルで九州を中心に活動中。後進の指導にもあたっている。
iichikoグランシアタジュニアオーケストラアカデミー講師、サンリオ・「リボンの国の音楽隊」西日本演奏メンバー。

「生命の木〜⒊11」
⚫️2017/3/11/土曜日
Open 19:30 Start 20:00
Charge ¥3000
(高校生以下半額)

⚫️長崎次郎喫茶室
熊本市中央区新町4-1-19
長崎次郎書店2階
096-354-7973

⚫️出演
Jeff Cairns : 尺八
須藤かよ: Piano

Universal Flamenco Orchestra
樫原秀彦 : Flamenco Guitar
樫原由美 : Vocal
野田沙織 : Violin
柴田樹 : Percussion