情熱 | フラメンコギタリスト樫原秀彦のブログ 

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日々の気づき
忘れるもの忘れないもの
変わるもの変わらないもの


2013/8/238/24熊本でのライヴが終わりました。

謙虚に質素に分相応を心がけ、自分の手が触れる事が出来る範囲の人達に
誠実に接する事に努め、その人達との関わりの中に
愛や歓びや幸せが、たくさん詰まっている事をその人達から教えてもらいました。

核兵器、原発、搾取、貧困、差別、戦争経済、軍需産業、環境破壊、
その他諸々が無くならない世界に怒り悲しみ絶望し尽くしたら、
それら愚かな人類の産物を創ってしまったのは自分自身だと気付きました。。。。。
だからこそ、この世界を変えたい。変えられるんだという「思い」。
ユニバーサル・フラメンコ・オーケストラの音楽を通してその「思い」を表現し、
真の平和を構築する為に、小さな欠片の1つとして寄与したいという
僕の中の「情熱」が溢れだして止まらない。
この「情熱」はもう今の生活の中にも、音楽活動をしている今の環境の中にも、
フラメンコという音楽の中にさえ到底収まりきらない。制御不能なんです。。。。。



意識の扉 Universal Flamenco Orchestra


今回の熊本でのライヴで僕は勇気をだして宣言した。
軍隊があるのが当たり前なんじゃなくて、軍隊がないのが当たり前の世界へ、
僕は日本国憲法第9条を支持する。この気持ちは子供の頃からずっと変わらない。
この憲法9条を誇りに思う。
だけど本心では法律も憲法も、そんなものは存在すらしなくていい。
みんな幸せを求めて好きな様にやればいい。気分よく自由に生きていけばいい。
だけど、たった1つだけルールが必要なんだ。
それは僕達人間1人1人が日々の営みの中で、とにかく「愛」を選択し続けること。
それだけでいい。
「思い」さえあれば愛に溢れた優しくて思いやりのある平和な世界を創りだす事は一瞬で出来る。
根拠なんてない。ただ僕の心がそう言ってるんだよ。。。。


キセキスイッチ 青柳綾


「革命はいつだって最初に踊りだすたった1人の馬鹿から始まる」という言葉があるけど、
僕はその、最初に踊り出す馬鹿に本気でなろうって決めた。
その馬鹿を見て真っ先に踊りだす二番目の馬鹿は由美ちゃん。今までもいつだってそうだった。
そして、そんな僕達の姿を見て一緒に踊りだしてくれる馬鹿が、ちゃんといてくれる事を知りました。
だから僕はこれから胸をはって「愛」を説き、
地に足をつけて、溢れだす「情熱」を道標にギターを弾き続ける。


人間は自分というフィルターを通してしか世界を見る事が出来ない。
地球には今、70億の人がいて、僕達は70分の1のそれぞれの違う世界を日々生きている。
僕はというフィルターを通して見ているこの世界の中で命ある限り、
ただひたすら踊り続けようと思う。
誰がなんと言おうと僕が僕である為に。


2013
年宇宙への旅のはじまり始まり



ご来場頂いた皆様、UFO熊本ライヴを実現する会の皆様。ありがとうございました。心より。 




Special thanks 吉富隆行 
「兄貴、始まりの歌が聞こえますか。命ある限り俺と一緒に踊り続けてくれ」
いえい!