2024年6月19日~6月23日の西表島採集は全体的に蝶の数が少なく、マダラ類の迷蝶も全くみられませんでした。やや寂しい感じでしたが、何か飼育するものを求めて林道をあちこち歩きました。
6月19日にジャコウアゲハの♀を採りましたので持ち帰って飼育することにしました。
西表島のジャコウアゲハは八重山亜種で♀の黒化が顕著で、幼虫はリュウキュウウマノスズクサを食します。
西表島や石垣島のリュウキュウウマノスズクサの葉を食しているいるジャコウアゲハの幼虫を本州に持ち帰ってふつうのウマノスズクサで飼育しようとするとうまく食さない事があります。
しかし成虫♀を持ち帰って本州のウマノスズクサに産卵させて初齢幼虫から育てるとうまくいくと以前蝶友が言っていました。
今回、飼育を試してみる事にしました。
持ち帰った♀は、居住地の新潟市から採取してきたウマノスズクサの葉に沢山産卵してくれました。
2024年6月29日 西表島産 ジャコウアゲハ♀ 産卵し亡くなられた後
2024年6月29日 新潟市産 ウマノスズクサの葉
西表島産のジャコウアゲハ♀が卵を産んでくれました。
2024年6月29日 新潟市産 ウマノスズクサの葉
西表島産のジャコウアゲハ♀が卵を産んでくれました。
2024年6月29日 新潟市産 ウマノスズクサの葉
西表島産のジャコウアゲハ♀が卵を産んでくれました。