2021年4月6日です。越冬から目覚めたコヒョウモンモドキの幼虫達には最初はオオイヌノフグリを与えていました。
だんだんと幼虫が成長するにつれて葉を食べる量が増えてくるので本来の食草であるクガイソウを
用意しました。2020年にインターネットで園芸店より購入したものが越冬し新芽を出してきています。
冬に枝葉は枯れてしまいますが宿根草ですので春になると新芽を出してきます。
野外に置いてあったものを暖房の効いた部屋に取り込み葉の成長を促します。
クガイソウは園芸種としても有名で、庭木、茶花等に使われるので入手も容易ですし丈夫で栽培も容易です。
自然界ではよく蝶がクガイソウの紫色の美しい花に吸蜜に訪れます。
近年はクガイソウは鹿による食害で数を減じているそうでコヒョウモンモドキの発生も年々少なくなってきているそうです。