2021年3月 その後のヒサマツミドリシジミです。
3月21日に卵から幼虫が孵化しました。
アラカシの新芽、新葉を用いて飼育します。自然界ではウラジロガシに産卵されることが多く、
他にもアカガシ、アラカシ、ツクバネガシ、コナラ、ブナに産卵されます。
飼育の際はアラカシは芽が大きく、街路樹、庭木としてよく植えられており入手しやすいのでよく使われます。
今回も自宅庭に植えてあるアラカシの新芽、新葉を用いました。
自宅庭にはウラジロガシも植えてありますが、芽が小さくまだ芽吹いていないのでアラカシの方が飼育には有利です。
ヒサマツミドリシジミ幼虫は共食いの性質があるので、1頭1頭個別に飼育することが重要です。
特に食草不足時、脱皮前の幼虫の存在は共食いが発生しやすいそうです。
2021年3月21日 シャーレ内のヒサマツミドリシジミ 卵 ペーパータオルを湿らせて卵を置いて
室内にて暖房で暖める。
2021年3月21日 ヒサマツミドリシジミ 孵化 初齢幼虫 右は幼虫の出た卵殻
2021年3月27日 アラカシの葉上の2齢幼虫
2021年3月30日 アラカシの新葉上のヒサマツミドリシジミ 幼虫 葉上に静止
2021年3月30日 アラカシの新葉上のヒサマツミドリシジミ 幼虫 葉上に静止