昨年2018年10月に千葉県鴨川市にルーミスシジミを採りに行った蝶友から、「オオムラサキの幼虫をエノキから見つけて採ってきたのであげる」と数頭の幼虫をもらいました。冬場は容器に入れて冷蔵庫で管理していました。
2019年4月21日に芽吹いたエノキのプランターに幼虫を付けようとよく見ると、オオムラサキの幼虫ではなく
アカボシゴマダラの幼虫でした。
アカボシゴマダラ幼虫は4対の背中の突起の上から3つ目の突起が長いのが特徴です。オオムラサキはこの4対の突起の長さはほぼ均等で、ゴマダラチョウは背中の突起は3対しかありません。
私は奄美大島のアカボシゴマダラしか飼育経験はないので本州産の飼育のちょうどよい機会となりました。