平成29年7月15日 新潟県の標高の高い産地でウスバシロチョウ成虫を採りました。
新鮮な♂を複数、♀が1頭採れましたので♀を産卵用に生かして持ち帰りました。
7月16日に小型のプラスチック水槽に適当な太さの枯れ枝、枯葉を入れて♀を放ちます。
ウスバシロチョウの食草のムラサキケマンは特に水槽に入れなくてもちゃんと産卵してくれます。
7月18日に計9卵産んでくれて、その数日後♀は死亡しました。
卵は適当に加湿しながら冷暗所で保管し、来年春まで管理します。
近々野外からムラサキケマンを掘ってきて準備しなければですね・・・!
平成29年7月16日 ウスバシロチョウ♀ 腹部に受胎のうを付けているので交尾済みとわかります。
ギフチョウの♀も同様の受胎のうが交尾済みの♀の腹部に見られます。
平成29年7月16日 ウスバシロチョウ♀を水槽内に放つ 枯葉、枯れ枝を適当に入れ霧吹きで水分を与える。右下は成虫♀用ポカリスエット希釈液 (約10倍に水で希釈してティッシュに含ませた)
平成29年7月16日 ウスバシロチョウ♀
平成29年7月18日 枯れ枝に産まれたウスバシロチョウ卵 7卵