バナナセセリの飼育についてちょっと思ったことです。
バナナセセリは、バショウ科の食用のバナナの木の葉、リュウキュウバショウの木の葉を食します。
リュウキュウバショウはバナナに似た実がなりますが通常まずくて食用にならず、葉から布用の繊維がとれるために南西諸島で栽培されているそうです。
これらに似たオウギバショウという大型のバショウ科植物も南西諸島には多く見られます。
オウギバショウはバナナの木よりも背が高く葉も大型で見るからに丈夫そうです。
バナナセセリの幼虫はバショウ科でもオウギバショウの葉は食しませんので注意が必要です。
私は実際、食用バナナとリュウキュウバショウの区別はよくわかりません・・・。
しかしオウギバショウはすぐに見分けられます。
バナナセセリの幼虫探しの際は、オウギバショウはスルー(無視)してください!
バナナの木 平成27年7月28日 石垣市街(バナナセセリはこのバナナの木には発生していません)
バナナの木 平成27年7月28日 石垣市街(バナナセセリはこのバナナの木には発生していません)
こういった強風、台風等でギザギザにちぎれたバナナの葉には幼虫は、まず付いていません。
バナナの木 平成27年7月28日 石垣市街 (バナナセセリはこのバナナの木には発生していません) 地上からの茎は1本
バナナセセリの食さないオウギバショウの木 平成27年7月28日 石垣市 林道
バナナよりもはるかに上に伸び高さ10~20メートルにもなる。
茎は扇(オウギ)状に枝分かれするのが特徴。
バナナセセリの食さないオウギバショウの木 平成27年7月28日 石垣市 林道
茎は扇(オウギ)状に枝分かれするのが特徴。
バナナセセリの食さないオウギバショウの木 平成27年7月28日 石垣市 林道
茎は扇(オウギ)状に枝分かれするのが特徴。