「うちのオカンがな、好きなレーサーがおるらしいねんけど名前を忘れてもうたらしくて。 いろいろ聞くんやけど全然わからへんねんな。」
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「わからへんの? ほなオレがオカンの好きなレーサー一緒に考えてあげるから、どんな特徴言うてたか教えてみてよ。」
「あのな、世界最高峰のレースで、鈴鹿サーキットを赤白カラーのマシンで誰よりも速く走って優勝した、今はもう亡くなってる日本でめちゃめちゃ人気がある天才レーサーって言うねんな。」
「ほ~・・・アイルトン・セナやないかい。 その特徴は完全に、自動車レースの最高峰のF1で1988年に赤白のマルボロカラーのマクラーレンに乗って鈴鹿で勝って初めてワールドチャンピオンになった、日本のF1ブームの火付け役で天才レーサーのアイルトン・セナやがな。」
「でもちょっとわからへんのやな。」
「何がわからへんの~?」
「オレもアイルトン・セナや思てんねんけどな。オカンが言うにはな、マシンはHONDAやない言うねんな。」
「あ~・・・アイルトン・セナと違うか~。 セナが88年に乗ってたマシンはマクラーレン・ホンダで、それで鈴鹿で優勝してHONDAに鈴鹿初優勝をもたらしたからな~。 それにHONDAのNSXの開発テストにも参加してるくらいセナはHONDAやでな~、セナとちゃうがな。 ほなもう一度詳しく聞かせてくれる?」
「鈴鹿で勝った時はレース中盤でトップに立ったらしいねん。」
「それセナやないかい! 88年の鈴鹿でセナは28周目にトップに立ってそこからトップ独走して51周走りきって優勝してんねん。 セナに決まりやそんなもん。何がわからへんのそれで?」
「いや、オレもセナや思てんねんけどな。オカンが言うには予選がめちゃめちゃ調子悪かったらしいねん。」
「ほなセナとちゃうやないかい! 88年の鈴鹿でセナはポールポジションを獲ったからな。 もっと言うと予選1日目からトップタイムを出していたくらいセナは絶好調やったでな。 セナちゃうやろそんなん。 もうちょい何か言うてなかったか?」
「ファステストラップ叩き出して優勝したらしい。」
「セナやないかい! ファステストラップ叩き出してポール・トゥ・ウィンはセナの真骨頂やねんから。 セナで決まりよそんなん。」
「いやわからへんねん。」
「何がわからへんのよこれで?」
「オレもセナや思てたんやけどオカンが言うにはロケットスタート決めてめっちゃジャンプアップした言うねん。」
「ほなセナとちゃうやないかい! 88年の鈴鹿でセナはポールポジションやったけどスタートでエンストして中団グループに沈んでんねん。 でもそこから怒涛の追い上げでトップに立って優勝した、スタートミスがあったからこそめちゃめちゃドラマチックなレースになってん。 セナちゃうがな。ほなもうちょい何か言うてなかったか?」
「ヘルメットは黄色や青を使ったデザインらしい。」
「セナやないかい! セナの母国はブラジルやでヘルメットのデザインはブラジル国旗のカラーリングやねん。せやからブラジルでは勝てないジンクスが出来る程なかなか勝てなかったブラジルGPで1991年に初優勝した時のセナの無線での絶叫はブラジルが母国だからこそやねんで。ほんでセナの葬儀は国葬にするくらい、ブラジルにとってセナは世界に誇る英雄やねん。 これちゃんとわかっとかなアカンねん。オカンの好きなレーサーはセナや。」
「でもわからへんねん。」
「わからへん事ない、オカンの好きなレーサーはセナ!」
「でもオカンが言うには日本人って言うねん。」
「ほなセナちゃうやないかい! だったら先言えよ~オレがブラジル力説してた時どう思ててん?」
「申し訳ない。」
「ホンマにわからへんがな。どうなっとんねん?」
「オトンが言うにはな、ノリックちゃうか?って。」
・・・って事で、
テッテレ━━━━━━━━━━ッッッ!!!
イエ━━━━━(σ≧∀≦)σ━━━━━ィ
この前手に入れたノリックのDVDに続き、
バイクの世界最高峰レース『GP500』の、1996年第3戦の鈴鹿でノリックが初優勝したレースのDVDをGETしました~!
実は、
私は以前はレースはF1以外全然興味が無く、
GP500もバイク仲間に言われてチラ見する程度で真剣に観ていませんでした。
私の記憶にあるGP500は、
マイケル・ドゥーハンがレプソルカラーのNSR500でめっちゃ強くて、
ノリックは苦戦していてなかなか結果が出せない・・・他にどんなライダーがいたか全然覚えてません(笑)
なので、
このノリックの初優勝もリアルタイムでは知りません(笑)
YAMAHAのエースライダーとしてマルボロカラーのYZR500を駆る1996年のノリック。
第1戦、第2戦と思うように結果が残せず、第3戦日本GPでも予選11位となかなか調子が出ずに迎えた決勝レースで、
見事なロケットスタートを決めて1コーナーで5位まで上がり、ワールドチャンピオンのマイケル・ドゥーハンやアレックス・クリビーレ、アレッサンドレ・バロスのNSR500を駆るHONDA勢を相手に熾烈な2位争いを繰り広げ、
8周目のS字でドゥーハンをオーバーテイクしてトップに立つと、
予選よりも2秒も速いペースで2位以下を引き離し、
ファステストラップを叩き出しながら終盤になってもペースを落とさずに、
独走でトップチェッカーを受けたノリック会心のレース。
ノリック!
キタ━━━━━(*゚∀゚*)━━━━━!!
暴れるマシンをねじ伏せ、
滑るタイヤをコントロールしながらもファステストラップを叩き出すノリック。
トップチェッカー!
゚+。゚(ノ゚∀゚)ノ オォオォ゚。+゚
ノリックGP500初優勝!
日本人ライダーがGP500で優勝するのは14年ぶり、そして日本人ライダーが鈴鹿で優勝するのは初めて!
初優勝が鈴鹿とかやっぱりノリックは持ってますよね!
ノリックのウィニングラン!
コースマーシャルが旗を振って祝福する中を、日の丸をたなびかせながら走る!
実況の人も、解説の人も、リポーターの人も、みんな無言・・・言葉なんて要りません。
両手が塞がっているノリックはみんなの祝福に足で応えてます(笑)
初めてノリックのウィニングランを観た時、感動で泣けてきました。
ウィニングランをするノリックは本当にカッコよかったです!
ウィニングランを終え、ピットで泣きじゃくるノリック。
苦しい状況の中、YAMAHAのエースライダーとして闘う20歳の若者の涙には、
“喜び”の他にもたくさんの“想い”が入り交じっている事でしょう。
1994年、世界に衝撃を与えた鈴鹿でのレースから、
この鈴鹿での初優勝まで、
まるでひとつのドラマを観ているような、
そんなノリックの伝説のレース。
このふたつのレース・・・ふたつの“鈴鹿”は、
延々観ていられますね~!
今なお色褪せない“伝説”ですね!
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