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え?嫌いなのかなウンチク・・・
でもそんなの関係ねぇ。
先日これ買ったんですよ。
コネクタとか固定できるやーつ!
これがあればプロフェッソナーなハンダが出来る!!
やったぜ!!!
ちっちゃいよねこれどう考えても
iPhoneの充電器くらいしかねーの。
コレジャナイ感パナい。
まぁ無いよりマシッソヨ。
今日はそんな話をしたいわけではない。
またウンチクです。
今回は直列バネ。
バネを2つ重ねた場合の話です。
ハイブリッドスプリングなんかがそれですね。
重ねたらどーなの?ってところを考えてみます。
まずバネの特性。
2つ重ねるのと1つじゃなにが違うのか。
長さだけが違う短いものを2つ重ねて1本物のやつと同じ全長にします。
そして同じ重さを載せてみます。
感覚的には1本物と同じだけ縮む気がしますけど。
さてどうなるか。
左が1本物で右の赤枠内が2本重ねた場合の方。
実は1本物と同じバネレートの短いバネを2つ重ねると2倍縮むんですね。
それぞれのバネが重さ分だけ縮むからです。
1本物と同じ縮む量にするには倍のレートのバネを使う必要があります。
ちなみに旧車なんかでバネカットするとバネがどんどん硬くなっていきますが、この原理ですね。
バネは半分にするとレートが倍になるんです。
これが同じレートのバネを2つ重ねた場合。
では違うレートのものを重ねた場合はどうなるか??
((バネ①÷2)+(バネ②÷2))÷2
で求められます。
組み合わせでバネレートを細かく調整出来るというのが直列バネのメリットです。
では、たとえば200g/mm + 200g/mmの合計400gの組み合わせと50g/mm + 350g/mmの合計400gの場合では特性はどう変わるのか??
合計値が同じであれば複合のバネレートも同じになります。
当然っちゃ当然ですかね。
またグラフを見ればわかるとおり、グラフの線は真っ直ぐです。
徐々に硬くなったりなどの特性もなく、フラットに推移します。
ってことは計算上は2つ重ねた場合と同じ効果のバネは1本物でも用意できるってことです。
(追記:実際には50g/mmのバネは線計によってはすぐに縮み切ってしまうので上のグラフのようにはなりません。あくまでも例として考えてください)
またバネは2本重ねても上下に均等に力が加わるので上下を入れ替えても全く何も一切縮み方は変わりません。
入れ替えたら変わったような気がするのは、たぶんプラシーボです。あえて言い切りませんけど。
もし2つ重ねて何かしらの効果を得たいのなら、フルバンプする前に線同志が密着してしまう(縮み切ってしまう)バネを使うしかありません。
片方を縮み切らせてスペーサーのようにすることで縮んでる途中からバネレートを可変させる事が可能になります。
ただ注意しなければならないのはシャーシを地面に置いた時から縮み切ってはいけないということです。
これならただのヘルパースプリングと変わりませんからね。
そんな話でした。