本日の課題は再びハーベスター改の運搬車!
じつはコイツ 昨年の暮れに行った運搬車改造計画の時、最後にミッションのオイル交換の際
ドレンを抜いても一滴もオイルが出てこないという摩訶不思議な出来事があった?
その時は規定量オイルを入れたが数日後車両を見ると地面にオイルがボトボト垂れていた!
ちなみにこの写真は前回、畑にたい肥を運んだ時から約3週間ほどで漏れた量。
確かにこのペースでオイルが漏れていたんだから15年も放置しとけば空っぽになる訳ですw
という訳で暮れから運搬&除雪の作業をする時は漏れたオイルを補充してから動かしていて
暖かくなって外作業が楽になったら修理しようと思ってました
っで 本日は良い天気。
遂に着工です!
作業の妨げになるパーツを外し
ホーシングと一体のミッションケースの摘出完了
漏れているのは左右の丸い穴から!
場所が場所だけにもぐって見ることも出来なく指先で一応確認だけはしていたが想像と現物は違っていた!
てっきり左右のブレーキリンクのシャフトがケースの上下に飛び出していてオイルシールが付いていると思っていたら黒い部分はただのゴムキャップ
キャプはピックで簡単に抜けた!
良く見るとゴム系の接着剤のようなものが塗られている。
指で触ってシャフトエンドと思っていた丸い出っ張りはただのゴムの段でしたw
穴の中身はブレーキのリンクシャフトが見える。
ケースを横から見るとリンクからシャフトが上下に縫われているのが分かる。
きっと、このミッションは他のモデルと共用でリンクアームが下側に着くモデルもあるのでしょう!
そうでもなければ下側に穴を貫通させる訳がない。
しかしケース下の穴を段差も無いゴムキャップをはめ、接着だけって普通あり得ないでしょ
とりあえず灯油でケースを洗浄し、どう対処するか考える・・・
ちなみに30年ぐらい前の古いハーベスターなので部品は出ない!
つ~か もし出たとしてもゴムキャップなんて絶対に漏れるのだから金出してまでも付ける気もしないwww
いちばん手っ取り早いのはゴムキャップの上からエポキシ系のパテを盛る。
ただパテを盛ると後々分解時に一苦労・・・
そこで思いついたのはプレートで蓋を作る事!
転がっている廃材を使ってピタリと穴を塞げるように鉄板を加工し溶接付け。
不要な場所は切り落とす。
30分もかからないで丈夫な蓋の出来上がり~
少し固まりかけた手持ちの液体ガスケットをキャプに塗りハメ込む。
その上に少し多めに液体ガスケットを盛る。
そして自作蓋を付ければ余分な液体ガスケットははみ出るので完全密封となる。
はみ出た余分なガスケットを拭き取り完成です
最低地上高も変わらないしケースの補強にも一役かってますw
オイルを入れても漏れることはないでしょうがシリコン系のガスケットは完全硬化まで数日かかるので
作業も疲れたことだし、このまま放置で続きはまた来週ってことで・・・