夜中の3時 近距離でのシカの警戒音で起こされる
普段なら間違いなく再び寝るが今回は早朝を楽しみたいので行動開始です。
テントから出てみると昨晩の蛾との戦いの跡が・・・
まっ 山なのでこれが普通(笑)
落ち葉や小枝は湿気っていてなかなか火が付かず
持参した木っ端を鉈でスライスして着火に成功。
4時前ですが徐々に空が明るくなってる!
少し空気が冷え込んでるので温かいラーメンで朝食です。
山での朝はガッツリたべますよ
早朝5時からカヌーに乗るなんて20年ぶりぐらい!
風もなく聞こえてくるのは鳥の声だけ。
朝の雰囲気を楽しみながらキャスティングで攻めます
雰囲的には最高なんですが全くルアーを追ってくる気配がない。
しかもカヌーの下にはコイやヘラブナの群れが優雅に泳いでる!
昨日のウグイといい ヤマメやイワナは何処へ行ったの・・・
再び道具をトローリングに切り替えダム湖を1周。
魚探には3~5m付近の表層にコイやヘラの群れ
たまに20mぐらいにワカサギが映るていど・・・
こりゃダメだね
早朝のゴールデンタイムを過ぎたので釣りはあきらめ舟から降りる。
前日の天気予報では午後から雨ということだったので昼前に撤収を考えていたが
当日の天気予報では天気が回復して午後は晴れるとのこの!
ならばせっかくなので静かな森を楽しもう
余っていた食材で焚き火ランチ
ピーマンって丸ごと焼くと内部から蒸され甘くなるんですね!
食後はテン場付近の散策です!
地形的に車道からはダム湖を挟んだ対岸なので人が入るには困難な場所ですが
不自然な平らな場所を発見
更に斜面を登り上げると石積みで人工的に作られた穴を発見。
おっ これは間違いなく炭焼き場の跡だ
江戸から明治頃は燃料用としてあちこちの山中に炭窯が作られ
伐採した木材をその場で炭に加工して山間部の人たちは現金収入としていた。
おそらく先ほどの広場は木材や炭の加工場か住み込みで働く労働者の住居跡地かもしれませんね。
きっとダムができる以前はこの場所は賑やかだったのかも知れませんね!
こんな発見も初めての場所では楽しいものです
森を散策していたらあっと言う間に14時を回ってしまった!
荷物をカヌーに積み込んでそれでは現実が待っている下界へ帰りましょ
車をデポしたスタートの沢へ戻ってきても前日のようなサップの団体さんはいませんね!
きっと天気予報では雨だったので予約が入っていなかったのでしょう(笑)
この場所もこれからは夏の洪水対策で貯水率をグングン減らし
水位はかるく10m以上は下がるので秋に運が良ければ再び満水に戻るが
それは10月以降の降水量しだいですね
さっ次は何処へ行こうかな・・・