もちろん摩耶滝との分岐から、そのまま正面へ伸びる軌道跡を進む
すると今までにない切通しが出現!
しかもこの先は切り立った濡れた岩の崖でMTBを担いでもクリアするにはリスクが高すぎ
なのでMTBはここにデポし両手が使える状態で狭い崖をトラバース。
MTBは置いてきたのでここからは身軽にトレッキング気分
今では動物達が日々利用しているようで
軌道跡は獣道ができとても歩きやすい(笑)
軌道脇に穴 発見!
昔は何かに使われたいたのかと中を覗き込むとコウモリが普通にぶら下がっているだけ(笑)
風もないので聞こえてくるのは並行して流れる日向見川の流れと落ち葉の踏み音だけ
沢に差し掛かると今まではっきりと分かった軌道跡が途切れる?
まっ 月日が流れ沢の増水やらで流されたのでしょう
対岸には再び軌道跡が確認できる。
気が付けば昼を過ぎていたので沢で水を汲み
エスビットでコーヒーを沸かしてランチタイムです
ランチ後、再び奥へと歩き出すと軌道脇の木に「モンスターエナジー」が!
しかもまだ新しい
遂に雄グマの縄張りに入ってしまいました
更に奥へ進むと深い谷でまたしても軌道跡が途切れる
いや 待てよ~
足元には石積で何やら90°の角積みがされている。
一方 対岸にも同じように角の付いた石積
そっか!
ここには当時、橋が掛かっていたんですね~
谷を見下ろしても金属製のトラス残骸などはないので
木造組みの橋脚で石積の橋台といった現地調達で造った至ってシンプルな橋だったのでしょう!
こんな感じで橋が掛かっていたのでしょう
対岸にもまだ軌道跡は続いているが一旦沢まで下りて
その先を調査するには時間が足りない。
今回は雨でスタートが遅かったので課題を残しつつ、ここで諦め引き返すことに。
帰りに再びランチした沢を観察すると
やっぱり谷の左右には石積橋台があった!
こんな感じだったのかな~?
こちらはさっきの沢と違いちょうど橋の下に当たる場所に長い丸太が散乱している
恐らく当時使われていた橋脚の丸太だと思う
帰りは当時の様子を想像しながら歩く
なんかスッゴク楽しい
こんな場所を山トロが走っていたんですよ~
よく見ると後からコンクリートで補強したのか
枕木が並んでいた形跡がクッキリ残っています!
見るもの見るもの知らなかった発見がいっぱいで超楽し~
そして30cmほどしか足場のない核心部まで帰ってきた
全面切り立った濡れた崖の下にはまさかの滝壺
岩にへばりついた土ごと滑り出せば間違いなく「チーン」です
くれぐれも興味本位で行って滑落しても知りませんからね!
せっかくなので帰りは観光気分で摩耶滝を見に行ってみましょう
降り口には巨木アートが・・・
すっ 凄い迫力!
しかも先ほど渡った崖の真下ではないか
これは落ちたらマジ助からない
今、文書にしていたらゾッとした!
MTBをデポした場所に中身の入ったワンカップが置いてあった理由を今頃気付いてしまいました(・・;)
滝を見たあとは極上のシングルトラックを楽しむ
帰りにもう一度レールを確認
しかし 今まで軌道跡を歩いてきて思ったのですが
これってもしかすると意図的に据え付けたレールかもしれないという疑問が浮かび上がった。
なぜならこの5m程の区間だけでしかレールが確認できない。
しかもイン側が何故かWレール?
更には有るはずの枕木も無い
人の立ち寄らない上流部の軌道跡ですらレールは愚か犬釘も発見できなかった!
更なる追い打ちで入口で見た案内看板の説明に
「今も残る軌道敷きを探してみましょう」と、いかにもよくあるテーマパーク的な「発見できるかな~」要素。
まっ 勝手な自分の解釈ですが・・・(笑)
でもここでレールが見れるのは事実!
そして極上シングルトラックを堪能して無事下山。
最後は車に乗る前に四万恒例のヤマビルチェック
今回は11月後半ということで体からヒルは発見できませんでした(笑)