今日は四万温泉奥地にある森林鉄道跡を改めて調査しにMTBで出かけてみました。
午前中は雨だったので天気予報に合わせ昼前に現地入り
山に入るのはちょっと遅い時間だが軽~く、行ける範囲で・・・
舗装路を少し上がるとダートのシングルトラックに変わる
その入口には当時の作業風景の写真が載っている説明看板が
この場所は摩耶滝林道という路線名で1948~1960年の間、
山林局が木材の切り出しに使っていた森林鉄道だったのです!
実は自分、過去にもこの場所に来たことがあるがその時は森林鉄道跡とは気づきませんでした(笑)
なので今回は改めて鉄道跡ということを踏まえての再調査です
路線跡に入ったとたん熊よけ鐘!
確かにこの辺一体はクマの目撃情報が多く
自分も過去に15mぐらいの比較的近い距離で熊に会っています
なのでこの鐘は50m置きぐらいで設置されています(笑)
それと四万の山はヤマビルが多いので初夏から10月ぐらいまではマジ注意
ヒルにやられると軽くパニクリますから~
そんなこんなで念のためロングスパッツ装備で漕ぎ上がる
すると直ぐに森林鉄道当時の石積が目に入ってくる
昭和の工事なのでコンクリートが使われています!
いかにも鉄道らしい優雅なコーナー
当時は丸太を山ほど詰んだ貨車がここを下ってきたんでしょうね~
想像するとワクワクしてきます
だ~れも居ない静かな山
雨が上がって気温がどんどん上昇
汗が出てきたのでミドルのフリースを脱ぐ
摩耶滝への遊歩道になっているのできっちり整備されているが
利用者は年間何人いるのだろうか?
人が見学に来ている痕跡がまったくないです(笑)
辺りを見回しても鉄橋の残骸等はないので当時は木組み橋で線路を渡していたのでしょうか?
崖に張り付いた橋を渡り切ると!
遂にレールを発見
間違いありません
コーナーに沿ってレールも曲がり、ここに森林鉄道が走っていた証です
言うまでもありませんが軌間は現在の鉄道のように広くはなく
丸太を山積みにするには相当危険だったと思います
この辺は恐らく自然岩ではなく切り落としたのでしょう?
更には切通もしっかり存在してました
そして摩耶滝へと下りる分岐
もちろん地形的には真っ直ぐ路線跡が続いている
さあ どうする?