昨日は群馬北部の利根、沼田地域には大雪雪崩注意報が発令された
そんななか今シーズン1発目の雪遊びに行ってきました~♪
朝 自宅付近では雪とは無縁の天気の良い暖かな朝でしたが
車で北上して沼田市に入ると空は暗く雪が降っている!
今年シーズン初の雪道でテンションあがる~o(^▽^)o
自宅を出てから2時間
みなかみ町の中心部を抜け豪雪地の藤原を目指す♪
この辺りから除雪がまだ間に合っていない(笑)
でもおNEWのスタッドレスなので運転が楽し~( ´▽`)
宝川温泉から先は交通量も少ないのである意味ヤバイ!
数台の車の轍がなんとか残っている程度なので軽には辛いものがある(笑)
そして3時間ちかく掛かって車で行ける最奥部に到着(^-^)/
現地にはハイラックスと軽トラが5台止まっていた
道にできていた轍はどうやら彼らが引いてくれてようだ
彼らは皆スノーモービル部隊ですでにモービルは荷台からおろされ
まっすぐ坤六方面へ入っている
自分もクロスカントリーの装備を整えモービルとは別のルートへ
スタート地点でもフカフカの新雪で板を履いていても30cmは沈んでしまう
もちろん65cmのクロカン細板では歩いても板は浮いてこない
歩き始めて30分ほどでまさかのスノーシェードが!
この道は年通で車両通行止め そんな道になんで高価なスノーシェードが・・・?
一般道でももっとひどい所がたくさんあるのに(^_^;)
ちなみにゲートインした場所からず~っと何者かのトレースが先行している
パッと見 二足歩行のツボ足で歩いているような間隔だが
歩幅は人間のサイズではない!
二足歩行でこの間隔だと身長2m以上はある化け物です(笑)
東京電力さ~ん!
電線ヤバイことになってますよ~(笑)
スタートして1時間
雪はどんどん深くなり膝まで
いくら新雪だと言ってもぶっちゃけ膝ラッセルはこたえる
仲間がいればラッセルを交代できるのだがこれが単独行の辛いとこ(^_^;)
しかもまだ目的地の半分も来ていない
立ち止まる回数と現在地の確認回数が増えてくる
途中何度も引き返そうか悩んだが何とか本ルート最高地点に到着
標高で1020mぐらいの山で言うところのジャンクションピークで2方向に分かれる
ここまでの登り所要時間は2時間弱で目的地まではここから下っていく
距離的にはちょうど中間地点ぐらい
時間は12:30
体力的にもキツいので登りながらピークについたら
飯食って引き返そうと思っていたが・・・
距離、高低差、時間、天候、体力、装備などなど全てを考え計算すると
「ギリギリ行ける!」と判断
自分で決めた答えなので絶対に成功させる(^-^)/
緩い下り勾配でも登りに比べるとラッセルも少しは楽
それよりクロスカントリー用品はラッセルなんて考慮して作っていないので
歩くたびに板とブーツの間に雪が入り込んで雪団子
あっという間にクライミングサポートが出来上がってします(^_^;)
テレマークあたりなら歩きにくいぐらいで済むが
クロカンビンディング&ブーツは軽量設計で作りが弱すぎる
なので雪団子状態で歩くとビンディングが引きちぎれてしまう可能性がある
このギリギリの状況で道具と人間のトラブルだけは絶対あってはならない
なので登り時より頻繁にソールの雪を排除しながら進む
板を外せば腰まで埋まってしまう深さの新雪なので・・・
そしてついに洗ノ沢へ到着
ここまで来れば目的地はもう少し
「ガンバー」っと自分に気合を入れる(^-^)/
そしてついに今回の目的地 ならまた糊の中流部に到着
時間は13:50
スタート地点から3時間30分で移動距離12kmのロングラッセル
予定ではツエルトの中から湖を眺めながらランチにするつもりだったが
そんな時間の余裕は無い(^_^;)
幸い気温は-5℃ 風も弱いので雪山にしては暖かいほう
今回のランチは味噌煮込みうどん
腹も減っていたのでめちゃくちゃ美味かった(^-^)/
相変わらず雪は降り続いている
熱々のカフェオレを飲みながら幻想的な湖を自分の記憶に焼き付ける
諦めずに頑張った自分への最高のご褒美です♪
そして14:30ピストンの引き返しです
日没までは2時間半しかない
前半の片道では3時間半掛かっている!
でも帰りは自分が引いたトレースを使えるので1時間を短縮できる計算
これが天候悪化で地吹雪にでもなれば数分でトレースはリセットされてしまうので
それが山の怖いところ(^_^;)
ピークまでの登りで1時間20分を消費
時間は16時前 辺りがだんだん暗くなってきている
でもここからは下り勾配
板は埋まったままだがクロカンならではのスケーティングが少しできる
ここまで来れば一安心
そして16時50分ギリギリセーフでゴールのゲートへ
車には17時着
周りの雪とカメラの補正で明るく見えますが普通に闇でした(笑)
帰りは安室ちゃんのベストを聞きながら
対向車のいない道を2車線使っての豪快なタイヤテスト
運転席のポジション状軽の箱バンはホント流しにくい(笑)
でも最新スタッドレスはコーナー強くなりましたね~!