9日は山の降雪を期待して
みなかみ最奥地の湯の小屋まで行ってきました♪
自宅をのんびりスタートで林道ゲートに着いたのは11時(笑)
しかし期待していたほど降雪がなかったようで前日降った分は15cmほど!
例年ならこの時期1~2mは普通に積雪がある豪雪地ですが
やっぱ今年も暖かくこの日も雪どころか小雨が降っている~(^_^;)
2時間掛けてせっかく来たのでNEWブーツのテストも兼ねて
行ける所まで行ってみよう(^-^)/
もちろん先行者は誰も居ませんから~
ゲートインして直ぐに異変に気づく!
全面通行止めなのにベースは何故か除雪がされている?
なので道路上の積雪は実質15cmぐらい
クロカンにはいちばん歩きやすい積雪(笑)
しかし小雨の中スキーで歩くってのは何年ぶり?
5月とかなら分かるが厳冬期真っ只中の1月に雨って・・・
雪ならぜんぜん気にならないがフードをかぶっていても
顔に雨が当たる感覚がちょっとイヤですね~(^_^;)
しばらく歩くとならまたダムへの取水堰へ
除雪はこの施設までだったんですね(^-^)/
いよいよオフピステ
っと思いきやモービル跡がくっきり!
一応は降った雪でリセットされてますが景色的にちょっと残念(^_^;)
林道と並行して流れる木の根沢
大小のマカロンがいっぱいあります(^-^)
1時間ほど歩いてちょうどお昼
沢を眺めながら羊羹とサーモスのコーヒーでくつろぎタイム
雨は徐々に雪へと変わってきているので
ランチはもう少し奥に入ってからに
照葉峡といえば秋の紅葉ですが
この時期の白と黒のモノトーン滝も美しい
携帯なので上手く写りませんが水が緑でとても綺麗!
他にも大小様々な滝が連続しているので歩いていて飽きることがありません(^-^)/
2時間も歩いているとワックス切れなのかソールに雪団子(^_^;)
シールに雪団子なら標高が変わるに連れて湿った雪でよくあることだが
よりによって滑走面って・・・
板に手入れらしい手入れは殆どしていなかったので反省ですね(笑)
下り時の滑走ワックスを持ってきていたのでガリガリ塗りつけると
見事に復活しました(^-^)
時間的にもこれ以上奥に入ってもしょうがないので橋を渡って
林道対岸の大沢でランチにすることに
濡れる雪なのでいつもザックの重りと化してるツエルトをたまには使うことに
最後に使ったのはツエルト泊の御嶽山だったので10年ぶりぐらい(笑)
緊急時を想定してグローブをつけたまま何分で張れるかタイムアタック
ストックをポールに使い本体のアンカーにスキー板
張りづなは定番の竹ペグを使用
水分の多い雪だったので加工がしやすく12分で設営完了
これが風の強い森林限界だったら絶対に不可能(^_^;)
仕上げに内装を掘れば快適空間の出来上がり~
そしてランチは熱々の鍋焼きうどん
体の芯まで温まる~♪
雪があれば完全密閉できるので食料と燃料さえあれば数日感ビバークできちゃいます
ゆっくりランチをした後はピストンで引き返し
帰りは斜面を登って今はなき「ブナ太郎」に挨拶を
っが 昨年、立ち枯れで車道に倒れる恐れがあるために
人間の手によって伐採されてしまいました(T^T)
幹の中心部が枯れてしまい空洞化
穴を覗くと表皮にも穴が開き光が入っている!
300年も前からこの場所でず~っとこの景色を見ていたんでしょうね♪
心の底からお疲れ様って言ってきました
でも春になればきっと新たな新芽が伸びてきて
次の世代へときっと続いていってくれると思います(^-^)/
それに倒木の一部は地元の工房によりカスタネットとして
新たな命を吹き込まれているそうです♪
ブナ太郎に別れを告げ元きたルートで下るだけ
自分の付けたトラックにのって帰りは3倍のスピードで歩ける(^-^)/
沢を覗くと色んな形をした雪の造形美で楽しませてくれる♪
来るときには無かった新しい足跡
シカやテンなどの小動物の足あとはよく見るがこれは何?
四足動物の大半は前足後脚を同じ位置において歩くが
これは手と足が形が明らかに違うし足足手手と走っているよう
とくに足は幼児の足型みたい
もしやと思って周りの木々を見渡すと100mほど先に2頭サル(笑)
ふだん雪山っていうとBCの滑りメインの山行なので標高もそこそこ高いので
サルの足跡って殆ど見ていませんでしたが
下界付近はサルもいるんですよね(笑)
辺りもだんだん暗くなって再び小雨の湯の小屋に16時ジャストの到着
厳冬期の1月とは思えない腐り雪コンディションでしたが
攻めのテレマークとは真逆ののほほんネイチャーウォーキング
同じヒールフリーですが全く別の雪遊び
やばい BCクロカンが欲しくなってきた~(^-^)/