キエフの出来事でした。私がホテルから出て、ゆるい坂道を雪道を転ばないように歩いていると、前から2人のウクライナの男性が歩いてきました。背丈は私と同じ位。二人とも、革のジャンパーを着ていたので、体の大きさは私よりちょっと大きめ目。すれ違おうとすると、突然、一人の男性が、私の前で、ロシア語で何か叫びは始めました。よくよく聞くと、ロシア語でなく、英語。道にある何か黒いものを指差して’この財布、お前が落とした’って。で、’拾え!’って言っている。
どうみても、その黒い財布私のものじゃないし、だいたい、可笑しい。だって、私が落としたのだったら、普通、私の後ろにあるでしょ。それが、前にあるし。財布が勝手に滑って、俺の前にくるか??
なんか、私が怪訝そうな顔していると、もう一人が’俺もお前がこの財布落とすのを見た’って、言い出し始めて。私もよく事情が飲めてなかったから、’俺のじゃないし、だったら、落し物で見つけたお前達が警察に届けたら?’って言って、その場を後にして、市場にキゃビアを買いに。
後で聞いたら、どうも、悪い奴らだったらしい。というのは、彼らのシナリオは、
犯人A:お前財布落としたから拾え
と言って、もし、私が財布を手にしたら、
共犯何B:これは俺の財布だ
そして、中をみて、
共犯B:ほら、これを見てみろ!俺の財布だ!でもお金が少なくなっている。どういうことだ!
って、犯人Aに聞くわけ。そうすると、
犯人A:こいつ(=すなわち私)が財布を拾った。こいつがお金を中から取った(もしくは取ったのを見た)
って言うわけ。
共犯B:金返せ
という話になって、嘘証人がいる2人組が、まんまと私からお金をむしり取るっていうことらしい。
どうも、その2人組みは、このホテルの近くで外国人を狙って、同じようなことをやっているらしく、一緒に行ったメンバーにも同じ手口を披露していたとのこと。でも、もう少しお芝居はうまくないと、だまされる奴、いるのかな??
まあ、親切な人は、拾ってあげて、犯人Aに渡そうとするかもね。そうすると、きっと、同じ手口で親切をあだに取るんだろうね。でも、人をだますンだったら、プラハの両替師のように、鮮やかにやらないとね。