「伝わる」販促プロデューサーの鮎飛です

私の仕事の中で多いものの一つに「変換」があります

チラシやWebサイト、動画などの
販促ツールをプロデュースする際、
クライアントの言葉を「変換」します

殆どが、
あれもこれも、と言いたことを詰め込みます

結果、うまく効果が出ず、
「チラシって効果ないよね」
「ホームページ作ったけど、イマイチで」
といってツールのせいにします

販促ツールさん、かわいそうです
彼らは、それを伝えているに過ぎません
その伝える中身は、
「あれもこれも言いたい」になっているだけなんです


「売れる」ってどういうことでしょうか?
なぜ「売れる」んでしょうか?


私のセミナーでも、この「問い」を行います

多く人が、黙ってしまいます

なぜ「売れる」のか、
それは、お客様が「買っている」からです

「買う」=「売れる」です

ということは、
お客様が買わなければ「売れない」ということになります

売り手が伝えたい、言いたいことは、
買い手(お客様)が知りたいことと一致すればいいのですが、
一致しなければ「売れない」のです


先日の投稿でおご案内した「お米パン」のチラシ
ラフの段階では「冷凍パン」でした

なんだか、冷たくて美味しくなさそうですね

売り手からすれば、
冷凍パンだから、
解凍すればいつでも焼き立てのパンを食べられる
と伝えたかったのですが、
顧客視点に立つことを徹底してブラッシュアップした結果、
このパンの1番の特徴は「米粉」で作ったパンであること
に気づかれ、訴求ポイントを大きく変えました

結果、通常の3.5倍以上の集客を実現し、
売上も大きくアップしました


また、
介護施設での求人チラシのケースでは、
「福祉のお仕事相談会」を案内するチラシを折り込みましたが、
反応がイマイチ、採用にはつながりませんでした

ここでも顧客視点で見直し、
タイトルを「求人スタッフ募集!」に変えたところ、
相談会場には次々と相談者が訪れ、
採用もできました

この求人チラシ、基本的にどちらも掲載内容(情報)は同じです
レイアウトとタイトルを変えたのが大きなポイント
「言いたい」を「聞きたい」に変換しただけです


「売ろう」とすると売れないけど、
買っていただこうとすると「売れる」

「言いたいこと」を「聞きたいこと」に変換するだけで、
結果は大きく変わります

販促ツールはそれを伝えるだけ、
伝える内容が重要なんです