マーケティングのビジネス書によく出てくる「3C分析」、戦略の基本として有名です。

この3C分析、

Customer:顧客
Competitor:競合
Company:自社

の3つのCから成ることから「3C分析」といいます。
いろんな解説を目にしますが、私は師の教えからこう考えています。

Customer:顧客
顧客から苦情や不満を集める。また、市場のトレンド(顧客たちが買っているもの)に着眼する。

Competitor:競合
他の地域、他の業種で、売れている商品・サービスに着眼する。

Company:自社
以上の調査結果から、自社で実現可能な顧客が思わず買ってしまう商品・サービスを開発する。

ちょっと古い解説には、自社の強みを活かしたプロダクトアウト的なものも見かけますが、成熟経済期の現代では受け入れられるものづくり、マーケットインの考え方が重要です。

3Cが最初に提唱されたのが1980年代初期ですから成長期後半、現代に置き換えて考える必要があります。

よく、成長期の昭和、成熟期の平成と当てはめ語られますが、さらに新たな元号になる今年、まだまだ昭和の発想ではますます取り残されていってしまいます。