水道の蛇口、ちゃんと閉めていますか?

蛇口が緩んでムダな水を流さないよう、しっかりと力ませに閉める。と、徐々にパッキンが痛んで水漏れするようになる、ってご存知ですか?

節水していたつもりが、結果的に節水にならなかった。ということがあります。

「経費」もそうです。経費を節減していたつもりが、結果的に余分な経費を使ってしまっていた。ということも往々にあるのです。

例えば、経費節減のため、広告を減らします。
その結果、営業マンが何日も走り回って、やっと受注ができたけど、人件費や移動経費を清算したら、、、

例えば、前に作ったパンフレットがまだあるから、と時代のニーズが変わったのに、経費節減と銘打って新しくしないで使っているけど、ニーズに合っていないのだから反応がイマイチ、、、

例えば、テイクアウトの容器を経緯節減という理由だけで一番安い容器を選んで、「なんで売行きがイマイチなんだろう・・・」と悩んでいる、、、

例えば、、、
キリがありません。

経費節減以上に大切なことは、「売上を上げること」です。そもそも売上が十分なら、過剰な経費節減は必要ありませんから。
売上を上げる方策を打たずに経費削減して本末転倒になっては、わざわざ「売れないようにしている」だけです。

水道の水も力任せに閉めるのではなく、水が止まるところで閉めるのが上手な方法です。

ムダな経費は使ってはいけませんが、切り詰めるのは、水道の蛇口の水が止まるくらいでセーブしておきましょう。