天然自然のじぶん呼吸を
天下無敵のセラピーにする!!
ブリージングメソッド研究家 山脇節紀です
決めたはずなのに
揺れる
慌てる
***
「お義母さん 調子はどうですか?」
「調子 わるい」
この一言で頭を抱える夫
病院つれてった方がいいかな
「お義母さん 病院行きますか?」
「行かない」
取り敢えず看護師さんに連絡してみる
看護師さんに
「何があっても病院には行かないんですよね」
そう念をおされて
「そうなんですけど、来てもらえませんか」
電話を置いてから
ヘルパーさんの連絡帳を開く
今日は朝も昼も食事は召し上がってて
会話も多い、って書いてある
「なんだ きっと大丈夫だね」と息をつく夫
「そっか 大丈夫だね
これからきっと少しずつ状態に変化はあって
その度に私たちは揺れたり慌てたりしちゃ
いけないんだよ しっかりしよう」
自分にも言い聞かせる
「そうだな 俺がぶれてるな…」
そんな会話があってしばらくして
看護師さんが来てくれた
体調は
体温も血圧も排泄も食欲も変わりない
ただ 握る手の力は確かに落ちてる
そしてもっといつもと違うところは
「お風呂に行きたい」と言う
これには一同ビックリ
今まで出来ればサボりたかったお風呂
そう云えば
10日以上デイサービスに行けてない
ベッドに寝たきりだから外に出たいのかな
外出は厳しいから
訪問入浴を検討することになる
その後 義母のベッドから離れて
看護師さんと話しをする
意思確認
検査の為の入院もしない
ずっとここにいる
住み慣れた部屋
顔なじみのヘルパーさんたち
窓から見える庭の景色
外から部屋の中を覗く猫たち
義母にとって一番寛げる場所
***
看護師さんが
「年が明けた途端に 状態が急変して
ヘルパーさんたちも 先生も 息子さんも
みんなが不安になってますけど
ご本人が一番不安なんだと思います」と
確かにそう
一番不安なのはお義母さん
自分のカラダの変化は自分が一番よくわかる
どうしちゃったんだろうって
動きづらくなったカラダを持て余してる
お義母さんを不安にさせないように
なるべくいつも人が傍にいてあげた方がいいね
これまでも
1日3回ヘルパーさんには入ってもらってる
昨夜からは深夜にも様子を見に来てもらってる
それでも
一人になる時間は多い
私たちももっと長い時間いられるように
お義母さんがひとりになる時間も
安心してもらえるように 時間調整しよう
看護師さんに話しを聞いてもらって
落ち着いた もう一度腹を括った
私たちがしっかりしよう
そう確認した1日
夫も腹を括った
腹が決まれば
揺れても戻る
義母と夫はコピーのように姿形も体質も似てる
離れていてもお互い体調が悪いとシンクロする
息子としてはそんな母の感情も
手に取るようにわかる
母が不安だから
息子も不安になる
母が揺れると
息子も揺れる
でも今は
息子の夫までが揺れて不安になると
共倒れする
嫁として 妻として
少し離れた立場から冷静に
血の繋がらない私ができること
義母が不安にならないように
夫のつっかえ棒になる
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じぶん呼吸をセラピーにする為のポイント5つを
5日間でお届けします
読者の方からは こんなに公開しちゃっていいんですか
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