微妙な反応が送られてきた母の日の贈り物。

柄の見間違いだった、と母から連絡がありました。

見る方向を間違えていたから変な生物に見えていた、と。



このムーミンを、



縦方向に見て、変な妖怪?おじさん?みたいのだと思ったらしい。



見えるかな?

よーく見てると妖怪みたいのに見えます。



そういうことか、だから微妙な反応が送られてきてたのか。

だったらまぁ、勘違いだから仕方ないといえば仕方ない…



と思ったのに、母から続く連絡はその先も変わらず無神経。



「もうそうにしか見えない、その見方しかできない」

「お友達にも見てもらったけど、全然ムーミンには見えないと言っている」と。



なんなの?

もうホントに何?

また友達???



返す言葉が見つからず、

「可愛い柄なのにそうにしか見えないなら残念だね」と返しました。



そうしたら、

「物事は見方次第ということよ。あなたは楽しい見方ができる心を持ってるってことかも」

という、さらに意味不明なことが送られてきました。

物事の見方もなにも、これムーミンだし。



まぁ、たしかにこの絵は騙し絵的な要素があったということかもしれないけど、私にはもう送る返事は見つかりませんでした。



そうじゃなくて一言、ごめんごめん見る方向間違えてたよ!可愛いムーミンの絵だったんだね!とでも言ってくれたら良かったのに。

最後まで妖怪にしか見えないと言われたら、もういいやと思うよね。

返事は返しませんでした。



そしたら翌日、母と庭の写真が3枚送られてきました。

返事をしない私の様子を伺ってのことなのか、全く何も考えてないのか、わからないけどこれも既読スルーしました。



この絵が妖怪に見えた理由がわかった時はお姉ちゃんと大爆笑したし、許す気持ちも顔を出していたのに、結局は無神経な言葉が続いたことで私の悲しい気持ちはそのまま凍りついてしまったようです。



あーぁ。