【レポ】視機能の発達講座へ 〜小松式ビジョントレーニング〜 | 助産師&整体師が伝える 個々のからだ快適子育て法と健幸セルフケア@広島廿日市

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助産師・整体師として、そしてひとりのママとして・・・
妊娠期〜ママと赤ちゃんのからだがホッとできるその人らしい子育て法を提案。
女性全般に『自分のからだは自分で守る』を基本にセルフケアの方法や体操をお伝えしています。

こんにちは

 
ママと赤ちゃんのからだにやさしい育児サポーター
 
マミィケアひだまりのひだまりママです


12月も半ば、日曜日に福岡まで行ってきました。
10時〜16時の研修にて、超トンボ帰りで福岡の街は一切うろつけず

夫には内緒の研修旅
実家に戻る話にしているので、18時過ぎには自宅帰着目標です。

日曜日に家族を置いて外出、基本的にNGな家庭重視の夫。
家族を大切にすることに目が向いているということは、ありがたいのですが…自営業たる私、勉強などで日曜日に出て行くこともままあるんです

夫は仕事は家庭に持ち込まないのをポリシーとしているだけに、なかなか理解してもらうのは難しいですね。

家族で過ごせる時間の時に、勉強で家を留守にする…これが一番嫌いらしい。

あ、愚痴はそのあたりとして



さて、研修。
福岡の助産師の先輩である 平山小百合さんがお世話して下さった『視機能の発達講座』


小松式ビジョントレーニングを提唱されている小松先生の講座でした。

当日は、まさかの小倉での足止め(新幹線車両点検?線路点検?)からの遅刻。
もう席は、後ろの方しか空いておらず

視力の弱いわたし、めっちゃ不利やーん のスタートでした。

でも、お隣は鹿児島でご活躍助産師の大村さんだったから、その点はひと安心だったかな


赤ちゃんの目の発達は、生後で言えば 注視から始まり追視へと進んでいきます。
発生学的には、胎芽の時期から目は作られていきます。

目の配線は完成して誕生、そのカメラをどう使うか?
ここに目の発達が絡んできます。


じーっと ものを見つめられるようになることが、どれだけ重要か
知っていたつもりだった…が、まだまだ理解が足らないことがわかりました。


もうね。
専門用語が多く(私の理解が浅いゆえなんだろうけど)いちいちフリーズです
頭がついていけない


助産師も多かったですが(福岡で整体学んでた時の先輩やら同輩もたくさん…お久しぶりでした)、医師や歯科医なども多く、より専門性の高い方々だったので、講座の内容も専門的。

今までの学びの復習あり、新たな学びありの講座でした。


この時はまだ、灰ちゃんのメガネ(→)が届いてない時。
あの時かけていたら、理解がもしかしたら違ってたのかも…なんて


さてさて
視機能って、何を想像します?
視力が1.0あります!ってのは、視機能の内のほんのちょっとです。

それ以外には
・物と自分との距離感だったり(ここが上手くいかないと、人との距離感も難しい
・動いているものに自分を合わせて動いてみたり…そこには予測も必要
・見た通りにからだを動かしてみたり
・自分が動くと周囲が動くという体験だったり
・硬さ柔らかさなどを判断してみたり
・形の違い・向き・大きさの違いを認識したり



入力として
生きていくために、たくさん必要な視覚情報が入ってくるわけです。

目からの情報量って、半端ないですからね。
視覚刺激は、87%が情報源として入ります。


映像を捉える『入力』があって、予測判断の『情報処理』をして、見たものに合わせてからだも動かす『出力』

この3つが視機能と呼ばれています。


そして、視機能にも発達しやすい時期があって、ヒトの臨界期は9歳位まで
弱視は3歳頃までに見つけたいところですと言われてました。
(5歳までの治療で7割改善とのこと)



では、どんな風に視機能を発達させるのか?

べびぃ時代には
・光刺激(お日さまの光など、明るいところで過ごす)

・いろんな模様や、色などの視覚刺激を与える
→大人が落ち着く 白基調の片付いたインテリアは、お子さまの視機能発達には不利です。…少々片づいてない位が丁度良いかも

・オモチャの色は、パステル系よりはコントラストの効いた原色系がオススメ

・追視が出来るようになったら、上下左右の目の筋肉運動を遊びの中で獲得する

・見たものを触れて、触覚と視覚刺激とのすり合わせる体験

・いないいないばあ などで見える/見えない体験を味わう

・ズリバイからハイハイの体験で、自分が動くと周囲が動く体験を積む

・上顎を育てて、目のおさまる部屋の下をしっかりさせること
→あとで少し解説しておきます。



成長の過程で、細胞的にも筋肉的にも構造上でも、使える眼【本当に見える目】に育てていきます。

幼児以降は、昔ながらの遊びをする事で、眼は育ちます。
缶蹴りとか、ゴム跳びとか、あやとりとか、おはじきとか、お手玉とか、鬼ごっことか…ビジョントレーニングの最たるものです。


外でからだを使って遊ぶってことが一番大切です。

土台あっての話ですが、複雑な目の体験で、スポーツ技能とかも育ってきます。
そういった目のゴールデンエイジは、6歳〜13歳だそうですよー。
その時期にバランスよく体験していかないと、経験値は上がりません。

ゲーム世代の今の子どもたちには、外でからだを使う体験を増やして欲しいですね。


ブランコや三輪車なんて、とても良いそうですが、自分で動くってのが重要のようです。
自分が動くことで、周囲の景色が動く体験の積み上げです




目と脳(頭蓋骨)の関係
目のお部屋、上下左右と後ろの骨がポジショニングされ、目を動かす筋肉(外眼筋)を鍛えていくことで、近視や遠視に偏ることなく カメラの性能が上がって ピント合わせが上手くなります。

そう
目を動かすと頭蓋も動くんです



近くしか見ない体験の積み重ねになると、ピントはそのようにシフトしていきます。
ゲームばっかりしてると、目が悪くなるよ…は本当なんです


頭蓋骨の骨の位置 如何では、眼のレンズが押しつぶされ、近視や遠視が起きやすい構造にもなってきます


そういった意味では…いつも私が伝えている3つ
・赤ちゃんの頭や耳を(心地よく)触る…頭蓋骨も地味〜に動きますからね。

・離乳食でお口をつくる…上顎骨も成長し、口蓋が広がってきますので、目のお部屋も変わります!

・正しい姿勢が大事…卵が先か鶏が先かになりますが、からだと目の関係性があるため、姿勢の悪さで見えにくくなったり、見えないことで よりからだが緊張してしまったりします。

視機能の代償行為(見えないことを からだの方で補填する)は、からだにとって不利益です。


今まで以上に、大切にしていきたいところですね




そもそも、目はなんで2つあるの?って考えたことないですか?
ひとつめ小僧でも良かったはずなのに…

それは…
両方の目で捉え、奥行きや視野などが広くなり、それによって脳が賢くなるからです


2つあるなら、両眼を最大限に活用したいですねー

優位眼チェックして、私は右効き目 ウィークタイプでした。
きき目じゃない左側の外部入力を増やしていきたいと思います♡


優位眼検査は、左下の丸いのがついてる棒でチェックしました。



そして、老眼で悩んでる皆さま

朗報?です。

老眼(老視が正式名称)の起源は、なんと8歳から
一般的に自覚するのは、42,3歳からです。

段階を踏んで、年齢的に調節機能は下がっていくので、こればかりは仕方ありません。
遅らせるには、VC大量投与くらいとのこと

来るときは来るのだから、ジタバタするなってことですねハイ


それよりも、現代人の目は交感神経優位で 眼がいつも緊張状態なので、リラックス状態をあえて促した方が良いでしょう。



最後に
ビジョントレーニングする事で視機能は向上します。
我々、発達の好機は逃していますが、伸びしろはまだまだ。

楽しく眼球運動しながら、視機能向上目指すと良いかもです
ただし、トレーニング頑張り過ぎて、逆に緊張するのはNG。

からだと眼、感覚と眼、うまく連携できるよう 楽しくエクササイズできると良いですね。


落とし込むのに、まだまだ頭がついていけてません
またの機会に、再度勉強しようと思います。


口腔発達もさながら、視機能の発達も奥深い。
助産師だけでなく、他職種の連携が必要だなと改めて思いました







 
 





 
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