アーユルヴェーダ療法で救われた体験を
ひだまりの店主のティラック  ピーリスから
おおくりします。

その当時、私は10代前半。
【リュウマチ】に罹ってしまった。
何故だかわからない。
膝、肘、肩、手首、ゆびの関節までも、
とにかく全ての関節が曲がらなくなった。
曲がらないだけじゃなく、痛い。
黙っていても痛くて、動かすとさらに痛いのでご飯は母が食べさせてくれた。

「悪いものがついたんじゃないか?」
と、悪魔祓いもした。
それでも良くならなかった。

どうにもならず、母は、スリランカの国営のアーユルヴェーダホスピタルへ連れて行ってくれた。
奇跡にすぐに入院することができた。
本来なら、数ヶ月待ちだ。

3ヶ月の入院生活の始まり。
私は、3ヶ月の間、【パンチャカルマ】をした。
まず、
身体のアーマの排泄から。 
アーマとは、消化しきれなかった老廃物。毒素のこと。
下剤を飲んで、腸から綺麗にして、スチームバスに入り、皮膚から汗とともに老廃物の排泄。
オイルバスに入り、薬草のハーブボール🌿を何種類も施術してもらった。
アビアンガ(薬草のオイルトリートメント)も1日2回全身を丹念に行われた。
施術しやすいように頭は丸刈りにした。
苦い薬草もたくさん食べたり、煎じたものを飲んだ。
食事もお粥だった。

アーユルヴェーダホスピタルに入る前は、
何で私がこんなことになったんだ。
絶望で、「死んでしまいたい。」と思うようになっていた。

入院して3週間は、されるがまま。

パンチャカルマをされるがままだった。
ベッドに横たわったまま動けない状態だった。

3週間経って、関節が動くようになってきた。
トイレに行くことができるようになった‼️
それはそれは嬉しかった。

動けるようになって気づいたが、隣の部屋にお坊さんが住んでいた。
お坊さんの部屋には行ってはいけなかったが、
子供の私を見てお坊さんが声をかけてくれた。
お坊さんは、生きることの大切さを教えてくれた。
人間は、人間として生まれるだけでも価値がある。

例えばこう思ってください。宝くじが50年間あたり続けることってすごいことだと思いませんか?

それよりも、人間として生まれることの方が何倍も何十倍もすごいことなんだ。ということです。

そんなすごい確率で生まれたあなたには、生まれるだけで、とても価値のあることなんだ。

そう、お坊さんは教えてくれました。
そして、病気、自殺、事故では死んではいけない。
そうならないように、努力してと言われた。

まだ小さかった私は、アーユルヴェーダを真面目に受けて絶対治してやる‼️

と決意した。
毎日頑張って、3ヶ月の入院生活を過ごした。

退院する時には、普通に歩くことができ、関節も曲がるようになったが、まだ痛みはあった。

でも、アーユルヴェーダの先生がおしゃった。
「もう、ここでできることは終わりました。
 あとは、家で3週間休んでください。」
と言われた。

言われた通りに、家でおとなしくしていたら、
みるみる痛みも治り、リュウマチになる前の自分に戻った。

身体が戻って、やりたかったマラソン、体操、空手、ボディービルなどのやりたいスポーツは全てやった。


人間として生まれたことは、奇跡みたいに選ばれてきて生まれたということを教えてくれて、生きる希望を持たせてくれたお坊さんに感謝しました。

そして、リュウマチになって絶望のどん底にいたけれど、母がアーユルヴェーダに連れて来てくれたからこうして完治することが出来たことに感謝の気持ちでいっぱいになった。


アーユルヴェーダが私の命を助けてくれたことに感謝している。

あれから40年以上経つが、リュウマチの再発はない。

そして、今私が日本でアーユルヴェーダ療法の仕事に携わることができていることに感謝している。


私のように困っている人は、諦めないでほしい。


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⭐︎本場アーユルヴェーダ療法と身体ポカポカ薬膳カレーランチのお店⭐︎
アーユルヴェーダひだまり
北海道釧路市住吉1-11-32
0154-64-9796
営業時間:アーユルヴェーダ療法
   9時半〜11時/14時〜21時
ランチ:11時〜14時
※いずれも予約制になりました。
定休日:金.土.祝日※アーユルヴェーダのみ時々金曜営業、祝日営業する時もあります

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