私はいま「命」「家族」と向き合っています。
今日から始まった「赤い創始の龍」も「生と死」「家族(血族)」などがポイントになっています。
赤い龍は「身内(血族)」を大切にします。その思いをどんどん広げて「慈愛」にまで深めていけると赤龍の力を発揮できます。
龍は命を生み出しもしますが奪うこともしますので、「生と死」に関わることにより覚醒する氣神でもあります。
全ては「自分が見ている鏡」なのですが、最近の母を見ていて「もぉ~!」と思う自分がいます。
最近は1時間おきに声がかかります。
「みか~、みか~」
最初は「はいはい~」と行くのですが、だんだんと「それいまじゃないとだめ?」「そんなことで呼ばないでよ」と言ってしまいます。
「仕事中なんだけど・・・」
弟は仕事中でもミーティングを抜け出しても嫌な顔一つせずに降りてきます。
昨日は夕方5時ぐらいに音入れでした。
6時過ぎになって「あっち行きたい。てっちゃん呼んで」と言うので「さっき降りてきたばかりでしょ。まだお仕事中だよ。もうすぐ終わるから待っててね。」と言うとしばらく黙っていました。
30分くらいして「あっち行きたいの。」
弟を呼びに行くとすぐに降りてきました。
母が「ごめんね」と言うと「うん、いいよ」
優しい・・・
そこへ行くと私ときたら・・・
母が排せつをすることは「生きる」ことです。
出なければ危険な状態になります。
車椅子でも移動しようとすることは気分転換にもなるし、なにかを口にもします。
体力がないので10分もいれば「もう帰る」となります。
それでも嬉しいことであり大切なことなのですが・・・
弟は「母優先」にしています。
どんなこともどんな時も嫌な顔をしません。
怒ることもありません。
私は「自分の気持ち優先」です。
それが「我」になっています。
それが「介護」と言えばそれまでですが、やはり「鏡」です。
自分がなにと向き合っているのか・・・
この時間が教えてくれています。
母の寝室に精油を使っています。
急遽用意したのですが、私が必要なのですね。
陽だまりのしっぽ 美香